
シーズン敗退となったドジャースの大谷翔平(写真・AP/アフロ)
ナ・リーグと球団史上初のワールドシリーズ(WS)3連覇を目指すも、リーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)でミルウォーキー・ブルワーズにスイープを食らって敗退したロサンゼルス・ドジャース。
話題は来季に向けた補強へと移っている。
「ナ・リーグ西地区で100勝をあげたド軍ですが、弱点と指摘されたのは、機動力のある選手がいないということでした。豊富な資金力があるゆえ、集めたのはどの球団に行っても主軸を打てるようなスラッガーばかり。盗塁数を見ても最多はアンディ・パヘス外野手の13個。これでは足を使った野球はなかなか厳しい。
現地の報道でも補強候補に挙がるのは“脚力のある選手”が多いですね。その筆頭がニューヨーク・ヤンキースのジャズ・チザムJr.内野手やワシントン・ナショナルズのCJ・エイブラムス内野手。彼らはそれぞれ盗塁を41個、34個と走れる強打者として認知されています。
もう一つの補強ポイントが先発投手。ド軍といえば山本由伸を筆頭に先発ローテーションは30球団ナンバーワンと言われているだけに意外かもしれませんが、それは彼ら全員が揃ってこその話。ブレイク・スネルとタイラー・グラスノーは今季も怪我で長期間休んでいます。万全の状態なら頼りになりますが、何しろ不在が多い。そのため、年間を通してローテーションを守れる投手を捜しているそうです」(現地記者)
そこで「日刊ゲンダイが興味深い名前を挙げています」と、記者は続ける。
「記事では、マイアミ・マーリンズのサンディ・アルカンタラ投手をドジャースが狙っていると紹介しているのです。
彼は2022年にサイ・ヤング賞を獲得。フォーシーム、シンカーともに平均でも160km/h近い球速を誇り、スライダー、チェンジアップと変化球も多彩。ただ、剛腕ゆえに2024年にはトミー・ジョン手術を受けています。同年は全休しましたが、2025年は開幕投手を務めるなど、タフネスで有名。そして今季は13勝11敗と完全復活を果たしました。
じつは彼の名がド軍のトレード戦線に挙がったのは、今オフが初めてではありません。昨季、マ軍がポストシーズン(PS)進出が絶望的となった際にはド軍とのトレードが成立するのでは、と報じられました。
また、マ軍の監督が元ド軍の一塁コーチのクレイトン・マッカロー氏。2024年には一塁に出た大谷とヘルメットをぶつけ合う“ヘッドバンプ”で人気を博した人物です。彼がマ軍の監督をやっているため、交渉もスムーズにいくのではと期待されたのです。確かにアルカンタラは怪我が少ないため、獲得できれば大きな戦力になるのは間違いありません」(前出記者)
ただし、「障害がないわけでもない」とスポーツライターは語る。
「アルカンタラはドミニカ代表として今年のWBCに出場しました。で、ある日、ヘラルド・ペルドモ投手とともに公式会見に出席したアルカンタラは、席に着く前に公式スポンサー商品・伊藤園の『お〜いお茶』を一口、口に含んだのです。日本茶を飲むのが初めてだったのか、彼は途端に顔を歪め、廊下に出ていきなり吐いたのです。
それを見ていたペルドモは、お茶を机の下に隠した。2人の行為には『あまりにも失礼』『スポンサーへ礼儀を欠く行為』など、批判が殺到しました。
しかも『お〜いお茶』は公式飲料であると同時に、大谷翔平が広告塔を務めている商品。もし2人がチームメイトになったらと、不安に思うファンは多いのも当然かもしれません」
アルカンタラを獲得した場合、大谷とのコミュニケーションも注目されそうだ。
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