
女子プロゴルファーの吉田鈴(写真・共同通信)
プロ2年めを迎えた女子ゴルファーの吉田鈴(りん・大東建託)の、今シーズンの活躍は目を見張るものがある。
6月におこなわれた「ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2026」で初優勝を飾ると、8月にも「CAT Ladies 2026」で勝ち星を重ねて2勝を達成。直近10月におこなわれた「富士通レディース 2026」でもギャラリーをわかし、メルセデス・ランキングでも8位に入るなど、いまやツアーに欠かせない主役選手のひとりとなっている。Xでは《解説の樋口プロから、脚力を使ったスイングですね、下半身が強いんじゃないでしょうか、と言われた》など、その技術を絶賛する声が見受けられる。
急成長を遂げた理由について、スポーツ紙記者はこう話す。
「彼女の持ち味は、迷いのないダイナミックなスイングと、抜群のコントロール力です。ルーキーイヤーだった2025年シーズンは、シード権争いを経験するなど、プロの壁にぶつかる場面もありましたが、秋からは自らトレーニングメニューを考えたそうです。理学療法士などの専門家が使う筋肉アプリで、筋肉の名前や構造を細かく学び、作り上げた“振り負けない体”によって、フルショットの精度向上につながりました。
さらに、精神面での変化も大きいです。これまでは、ピンを狙いすぎて、自分で自分を追い込んでしまう場面もありました。ですが、今シーズンは無理をせず、安全なエリアを狙う冷静さと、勝負どころで思い切って打つ判断力のバランスがしっかりと取れています。ミスを引きずらず、スッと気持ちを切り替えられるようになったことも、安定したスコアに結びついています」
好調をキープしている吉田は、11月5日に開幕する「TOTOジャパンクラシック」への出場を決めている。
「全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)の公式戦も兼ねて開催されるこの大会は、世界トップレベルの選手が集う国内有数の国際トーナメントです。優勝者には米ツアーのメンバー資格と、2年間のシード権が与えられるだけに、勢いに乗る鈴選手の活躍に、大きな期待がかかっています。姉もプロゴルファーの吉田優利選手。海外で戦う姉を追ってきましたから、この先の大舞台も自分らしく活躍してほしいですね」(同前)
姉の背中はもうすぐだ!
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