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小柳ルミ子が香川真司に「ダメ出し」もっとしたたかに毒を!

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.26 11:00 最終更新日:2018.06.26 11:00

小柳ルミ子が香川真司に「ダメ出し」もっとしたたかに毒を!

 

 いよいよグループリーグ最終戦だ。FIFAランク8位の格上ポーランドとの大一番。決戦直前、西野ジャパン(同61位)に小柳ルミ子のゲキ(65)が炸裂する。 

 

「日本は世界を相手にした場合、圧倒的に個の力がないので、組織力で戦うしかない。サッカーは相手があることなので、戦況に応じてピッチ上で個々がコミュニケーションを取らなければいけない。そこで求められるのが対応力や順応力なんです」

 

 キーマンとなる選手は? 

 

「見ていて根性があるのは原口元気選手。彼はプレー面でも人間的にも成長しました。サイドでアップダウンを繰り返し、誰よりも走りますから。勝ち点を取るために最低限必要なことはミスしないこと、点を決めること。そして、全員で90分間ハードワークすること。そうすればなんとか戦えます」

 

 続いて、コロンビア戦での活躍が記憶に新しい香川真司(29)、大迫勇也(28)にも活を入れる。

 

「以前、香川選手にお会いしたとき、『人がよすぎます。もっと、したたかに毒があってもいい』と、“ダメ出し” をしたんです。せっかく技術があるんだから、もっとゴールに向かってシュートを打ってほしい。大迫選手もポストプレーが評価されていますが、彼の仕事は点を取ることです。

 

 ゴール前では、積極的なアクションを起こせば何かが起きるんです。シュートがゴールの枠にいかなくても、DFに当たってコースが変わるとか、CKになったり、オウンゴールにだってなるかもしれない。ペナルティエリア内はゴールに繫がる可能性が高いエリア。

 

 だから、絶対に逃げずにシュートを打ってほしい。W杯は短期決戦。ゴールを取らないと勝てません。手を使わない限りは、顔やお尻で押し込んでもいい。どんな形でもかまわないんです」

 

 そして最後に、エース、本田圭佑(32)にも言及する。

 

「本田選手はメンタルは強いし技術もある。あとはコンディションを整えて、チームのためにハードワークができるかどうかじゃないですか」

 

 ポーランド戦は、現地ロシアに駆けつけるという小柳さん。彼女の檄がピッチ上のイレブンを鼓舞して、“ボルゴグラードの奇跡” となるか。

 

(週刊FLASH 2018年7月10日号)

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