
ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(写真・共同通信)
プロ野球の頂点を決める「SMBC日本シリーズ2026」がついに開幕した。
10月24日、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスが激突した日本シリーズ第1戦。試合は9回を終えても決着がつかず、延長戦へと突入した。緊迫する展開のなか、スタジアムの視線を一身に集めたのが、ソフトバンクの守護神、ロベルト・オスナ投手だった。
試合は同点で迎えた延長10回、一打サヨナラのピンチでマウンドに上がったオスナは、DeNAの主軸である佐野恵太選手と対決。カウントを悪くしたところで、突如タイムを要求し、それまでかけていたサングラスを外したのだ。気迫を前面に押し出し、手に汗握る展開に《今日の一番のハイライトは、オスナのグラサン外し》とファンも大盛り上がり。最後はチェンジアップを振らせて三振。大きな雄叫びを上げて大ピンチを乗り切った。その勢いそのまま、3対1でソフトバンクが勝利を飾った。
これまでにもファンに親しまれてきたオスナだが、ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。
「オスナ選手はメキシコ出身で、MLBでは最多セーブのタイトルも獲得したことのあるトップ選手です。その輝かしい成績を引っ提げて2022年に日本へやってくると、ロッテ、そして翌年移籍したソフトバンクで圧倒的な成績を残して、球界を代表する“守護神”と称されるように。しかし、度重なるコンディション不良なとに悩まされ、戦線を離脱するなど思うような結果を残せない時期が続きましたが、2026年シーズンは4月に一軍へ復帰すると、キレのある直球と鋭い変化球を低めに集める圧巻の投球を展開。抑えの要としてマウンドを守り抜き、チームのリーグ優勝と日本シリーズ進出へと導く大きな原動力になりました」(スポーツ紙記者)
全盛期を知るファンからは心配の声も上がっていた。とくに今季は巨額の複数年契約を結んだ3年めでもあり、大きなプレッシャーがかかっていたはずだ。
「練習中には、若手投手陣に対して積極的にアドバイスを送るなど、面倒見の良さも評判です。関連グッズも好評で、チーム内外から絶大な人気を誇っています。来季もチームの要として活躍するでしょうね」(同前)
絶体絶命のピンチの場面で見せた“助っ人外国人”の不屈の精神は、名場面としてファンの間で語り継がれることだろう。
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