
横浜DeNAの東克樹(写真・共同通信)
『SMBC日本シリーズ2026』は2試合を終え、連覇を狙うソフトバンクが横浜DeNAのホームで連勝した。
スコアはともに1点差で、連日で延長戦にもつれ込んだが、ソフトバンクの勝負強さが際立った。しかも10月27日からおこなわれる3連戦は、今度はソフトバンクのホームということもあり、圧倒的に有利な立場に立っている。
「ソフトバンクは、今季のレギュラーシーズンで無類の強さを発揮し、2位西武に11.5ゲーム差をつけて優勝しています。一方、横浜DeNAは71勝69敗3分けで貯金はわずか2の3位。なんとかクライマックスシリーズ(CS)に進出したチームです。しかもソフトバンクは投打とも隙のないチームで、戦績を見ても戦前の予想ではソフトバンク優位の予想が多かったのは、当然の結果でしょう」(スポーツ紙デスク)
ただ、このままソフトバンクの4連勝か、といえば、「そうもいかない可能性がある。それは過去の結果が物語っています」と同デスクは続ける。
「2024年、横浜DeNAは今年と同じようにシーズンを3位で終え、CSに進出。その後、下剋上を起こし、1998年に次ぐ、球団史上3度めの日本一に輝いています。じつはこのときの相手もソフトバンクでしたが、横浜DeNAのレギュラーシーズンの成績は、71勝69敗3分けの3位。
一方、ソフトバンクは91勝49敗3分けで優勝しています。そして、驚くことに両チームの今年成績が、2024年のときとまったく同じだったのです。また、2024年の日本シリーズも横浜DeNAのホーム2連戦で始まり、ソフトバンクが連勝。そう、ここまでの戦績を見ると、これまたまったく同じなんです。横浜DeNAファンとしては、現在圧倒的な不利は承知していますが、過去と同じ流れを期待したいところなわけです」
さらに、第3戦の横浜DeNAの先発がエースの東克樹ということも、ファンの期待に拍車をかける。
2024年日本シリーズ、いきなり崖っぷちに追い込まれた横浜DeNAの先発は、レギュラーシーズンで13勝を挙げた左のエースの東だったからだ。試合は強打のソフトバンク打線から10安打を浴びたが、制球の良さは相変わらずで無四球。その結果、7回を1失点に抑え、シリーズ初勝利をもたらす。ソフトバンクの日本シリーズ連勝記録は、2018年の第3戦から続いていたが、14でストップした。そして、この1勝で流れに乗った横浜DeNAは4勝2敗で日本一に輝くのだった。
ここまでの流れが一緒ならば、横浜DeNAファンが「下剋上の条件は整った!」と感じても不思議ではない。その結果は、日本シリーズ第3戦でわかる。
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