
阪神・藤川球児監督(写真・桑原靖)
10月26日、阪神タイガースは藤川球児監督との契約を延長し、29年シーズンまで指揮を執ると発表した。来季が3年契約の最終年だった藤川監督は、新たに契約を結び、計5年間の長期政権が確定した。
「粟井一夫球団社長は会見を開き、2027年シーズンからの3年契約締結を発表。来シーズンからセ・リーグでも導入されるDH制にも言及しました。
『新しい野球がDH制ということで、最終的にはパ・リーグを倒して、日本一になる』と話し、『そんな急には備わらないので、そのへんも含めて、チームを作っていくということでの3年です』とリーグ2連覇を果たした藤川監督の手腕でチームを作り直すと明言しました」(スポーツ紙記者)
藤川監督は現在46歳。現役時代は代名詞の “火の玉ストレート” を武器に活躍。1998年にドラフト1位で阪神に入団後は、中継ぎ、抑えで大活躍。2012年にはメジャーのシカゴ・カブスに移籍し、その後はテキサス・レンジャース、独立リーグの高知ファイティングドッグスを経て、2016年に阪神復帰。2020年まで投げて引退した。
「引退後は球団に残って球団本部付特別補佐(SA=Special Assistant)を務めながら、NHKなどで野球解説者としても活動。2024年オフに岡田彰布さんの後任として監督に就任しました。
就任1年めの2025年にセ・リーグ制覇、CSを勝ち上がりましたが、日本シリーズではソフトバンクに1勝4敗。雪辱を期した2026年はセ・リーグ2連覇を成し遂げたものの、CSで横浜DeNAに4連敗してしまいました。
来季は日本一を目指して新たにチームを作り直すことになりますが、契約期間が伸びたことでじっくり取り組めるとも言えます」(前出・スポーツ紙記者)
リーグ連覇したことで契約延長を歓迎するファンもいる一方で、「岡田前監督の遺産で勝っているだけ」「戦略や戦術に納得がいかない」など、藤川監督を批判するファンも多い。長期政権に、賛否両論が渦巻くこととなった。Xでは、
《藤川監督の契約延長は当然かな》
《連覇監督ですからねぇ》
と、期待に満ちたポストが多く投稿されている一方、
《契約延長は時期尚早じゃないか?この2年主力だよりで進化が見えなかったし、この先この監督で新しくなり得るのかな?》
《ケチな阪神球団も無能藤川も、サトテルがいないから、森下がいないからで負けた時の言い分け出来るから双方にのみメリットはあるわな》
といった痛烈な声も。ファンすべてが両手を上げて歓迎とはいかない様子だ。
「藤川監督の “独裁政権” でコーチがやめている、と指摘するファンも多くいます。今季オフで藤本敦士1軍総合コーチ、小谷野栄一打撃チーフコーチ、上本博紀1軍打撃コーチ、梵英心ファーム打撃コーチらが退団を申し出ています。
9月の連敗中、コーチ会議で監督とコーチ陣の間でトラブルがあったという報道もありました。この “辞任ドミノ” に不安を募らせているファンも数多いようです」(前出・記者)
コーチは確かに刷新されるようだが、長期政権は決定。藤川監督の双肩には3連覇、そして悲願の日本一がかかっている。はたして来季の阪神は強いのか、新たな戦いはすでに始まっている。
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