
阪神・立石正広(写真・共同通信)
10月27日、みやざきフェニックス・リーグの阪神対楽天戦に「4番・三塁」で先発出場した阪神の2025年ドラフト1位、立石正広。2026年セ・リーグ三冠王の佐藤輝明がメジャー挑戦確定の現在、4番不在に怯える阪神ファンの不安を吹き飛ばす逆転サヨナラ3ランを含む1試合2本塁打の大爆発を見せた。
「立石選手は山口県出身の右のスラッガー。中高一貫の高川学園高等学校・中学校で2021年の夏の甲子園に出場。1回戦で2ランを打つなど活躍しますが、2回戦で敗退。創価大学に進学し、東京新大学リーグ戦で2023年、2年次の春季リーグで打率.500、5本塁打、14打点を記録し三冠王を獲得するなど活躍。秋季リーグでも首位打者を獲得します。3年時にも本塁打王、4年次には本塁打、打点の二冠王など無双状態。
2025年のドラフト会議で3球団競合の末、ドラフト1位で阪神タイガースに入団しました。当時、佐藤の後釜として獲得した、大学リーグ通算15本塁打の長距離砲です」(スポーツ紙記者)
しかし、自主トレ中に肉離れし、その後もケガを連発した。5月に1軍登録され、本塁打も放つが6月には抹消。その後は1軍と2軍を往復する状態でシーズンを終えた。
「1年目は38試合に出場して打率.192、2本塁打、10打点とイマイチな成績でした。1、2軍を往復していたため、阪神ファンもその実力に懐疑的だったのです。
しかし、秋季キャンプでの練習試合とはいえ、1試合2発、しかも逆転サヨナラ3ランとくれば、ファンの期待は果てしなく高まってしまったようです」(同前)
Xでは来季のクリーンアップ確定と阪神ファンが盛り上がっている。
《黄金ルーキーここから本領発揮や》
《サトテルの後続者の立石正広 サヨナラ逆転スリーランホームランをバックスクリーンによしよし》
《少し体つきが大きくなったかな サヨナラ弾は嬉しい》
同じ大卒ドラ1野手の大山悠輔は、2年目に11本塁打を打っており、立石も2桁本塁打を目指すと明言している。期待は高まってきた。
「立石選手は、じつはアスリート家族の出身です。ただ、その競技はバレーボール。母は全日本代表として1992年のバルセロナオリンピックなどで活躍した元イトーヨーカドーの立石(苗村)郁代選手。父の立石和広選手も宇部商業から法政大学とバレーを続け、全日本代表でアシスタントコーチの経歴があります。
そして2人の姉はどちらもプロバレーボール選手。長姉の立石沙樹選手はリガーレ仙台を昨年引退、次姉の立石優華選手はクインシーズ刈谷で現役選手として活躍中です。身体能力は抜群、きっかけさえ掴めば2年めの活躍には期待大です」(同前)
父母や2人の姉譲りの“強烈アタック”を、バットで決めることができるのか。三冠王流出の気配で意気消沈していた虎に、希望の光が差してきた。
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