
花田秀虎(写真・共同通信)
2020年のアマチュア横綱で、2023年からはコロラド州立大学に留学し、アメフト選手としてNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)入りを目指していた花田秀虎が、世界最大のプロレス団体『WWE』の登竜門ブランド「NXT」と契約を結んだことが発表され、プロレスファンの間に驚きの声が広がっている。
「花田さんは現在、24歳。幼少期から相撲に打ち込み、和歌山県立和歌山商業高校時代の2018年、2019年に『世界ジュニア相撲選手権大会』の無差別級で連覇を達成。2020年に日本体育大学へ進学すると、大学1年生で全日本相撲選手権大会で優勝。1984年の久嶋啓太以来、36年ぶり2人目の大学1年生でのアマチュア横綱となりました。
花田さんは、将来的にはNFLと横綱の二刀流を目指すとしていましたが、2022年9月からはアメリカンフットボールに専念することを発表し、2023年7月に日体大を休学。コロラド州立大学に編入すると、NFL入りを目指して、アメリカンフットボール選手としてプレーしながら、スポーツマネージメントを学んでいました」(スポーツ紙記者)
そうした中で、花田は2025年2月、米国の大学生アスリートがName(名前)、Image(画像・映像)、Likeness(肖像)を利用して収益を得る『NIL(選手肖像権)契約』をWWEと結んだことを発表。WWEからの招待で、プレミアムイベント『ロイヤル・ランブル』を訪れた様子を自身のYouTubeで公開した際には「元々、プロレスがめちゃくちゃ好きっていうわけではなかったんですけど、今回オファーというか、プロレスラーにならないかとかじゃなくて、スポンサーみたいな感じでプロモートさせてくれっていう感じでオファーをいただいて」と説明していた。
「ロイヤル・ランブル観戦後の花田さんは、イベントの規模や演出面の凄さに感動したことや、日本人スーパースターであるSHINSUKE NAKAMURA選手と電話番号を交換できたことなどを興奮気味に報告。一方で、この段階では『NFLの夢、(その先の)横綱の夢をあきらめてプロレスラーになります、という意味では全然ない』と語っていました」(スポーツライター)
そんな花田が、10月27日(日本時間28日)、『WWE』の登竜門ブランド「NXT」と契約を結んだことが、米専門メディア「PWインサイダー」などによって報じられた。プロレス経験の一切ない日本人がNXTと契約を結ぶという異例のケースに、X上には
《日本でのプロレス経験のない選手をWWE入りさせるのは新しい試み。日本のプロレス界を経由しないとどんな選手になるんだろう》
《面構えはすごくいいガッシリしたダルビッシュ有みたいな顔してる 変なキャラづけされなければスターになれるはず》
と花田に期待を寄せる声のほか、元横綱・若乃花で、現在はタレントの花田虎上氏と名前が似ていることから、
《花田秀虎…?若乃花のご子息かな…?って思ったら縁もゆかりもなくてびっくりしました》
などの声も複数寄せられている。プロレスライターが語る。
「NXTは『WWE』傘下の若手育成ブランドで、野球で例えればメジャーリーグ(WWEのブランド「RAW」や「SmackDown」)に対する、マイナーリーグ(2軍)という位置付け。現在、WWEで活躍する多くの日本人スーパースターも、まずはここからスタートするのが一般的です。しかし、NXTから誰もがWWEのメインロースターに上がれる保証はありません。現在、日本で絶大な会場人気を誇る黒潮“イケメン”二郎(現・黒潮TOKYOジャパン)選手や、新日本プロレスのKUSHIDA選手など、NXTからWWEに昇格することなく解雇されてしまった選手も少なくありません。
成功すれば、世界的な名声を得られると同時に、日本とは桁違いのギャラを稼げるのがWWE。ただ、成功するには運やタイミング、与えられたキャラクター、上層部との関係性など、さまざまな要素が成否に絡んでくるだけに、花田さんの奮起に期待したいところですね」
プロレス経験のない日本人がNXTと契約を結んだケースはこれまでないだけに、花田の今後に注目だ。
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