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エース宮城や山下舜平大らも…オリックスの投手が「トミー・ジョン手術」を受けるのはなぜ?昨年から計12人の“異例事態”

スポーツ 記事投稿日:2026.10.28 21:15 最終更新日:2026.10.28 21:15

エース宮城や山下舜平大らも…オリックスの投手が「トミー・ジョン手術」を受けるのはなぜ?昨年から計12人の“異例事態”

宮城大弥(写真・時事通信)

 

 球界の驚くニュースが舞い込んできたのは、10月26日のことだった。

 

 今季4位に終わったオリックスは川瀬堅斗、東晃平、曽谷龍平、藤川敦也、横山楓の5投手に来季の支配下選手契約を結ばないことを通告したと発表した。川瀬以外の投手はみな、肘の内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術・TJ)を受け、復帰に向けてリハビリ中。そのため、5投手にはいずれも来季の育成契約を打診したとみられる。

 

 また、曽谷は今年3月のWBCに侍ジャパンのメンバーで出場しているだけに、WBC出場は、やはりその後のシーズンに「大きな負荷を与える」と見られがちだが、どうやら違うらしい。スポーツ紙のオリックス担当記者が解説する。

 

「同じく侍ジャパンの宮城大弥も4月9日のロッテ戦で左肘を痛め、5月20日にはアメリカで左肘のTJを受けていました。WBCは準備期間も含め、シーズンより1カ月ほど早く始動することで悪影響を及ぼすとされていましたが、オリックスの投手陣を見る限り、それがすべてではないようなんです。

 

 というのも、オリックスでは昨年から今年の曽谷までで、実に12人がTJを受けたことになりますが、WBC出場メンバーは2023年の山崎颯一郎、2026年の宮城と曽谷の3投手だけだからです。ほかの9投手はWBC組ではありません。ほかのメンバーといえば、最速161km/hと、その剛腕ぶりから『将来MLBに行くことは間違いない』と言われた山下舜平大。さらに小木田敦也、前佑囲斗両投手は2年連続2回めの手術と、ちょっと考えられない事態。多いことには違いがありません」

 

 ではなぜ、オリックスばかりTJ経験者が多いのか。

 

「まず、オリックスはTJを決断するのが早い球団だと言われています。他球団なら保存療法で経過を見ることを先に考えますが、オリックスは『早く手術した方が復帰もそれだけ早くなり、中長期的な視点ではプラス』というチームとしての考えがあるようです。

 

 手術を受ければ復帰までに最低でも1年以上かかるため、いまもってマイナスなイメージがあるのは確かですが、手術したことで靭帯が前より強くなるといった報告もあります。

 

 山崎はプロ3年めの2019年8月に同手術を受けましたが、復帰後は速球の球速が上がり、最速160km/hを超えるまでになりました。今季も52試合に登板し、25ホールドという素晴らしい成績を残しています。

 

 もう一つは、オリックスのドラフト指名の傾向と関係があると言われています。一時期、『オリックスがドラフトで狙うのは、身長190cm以上のパワーピッチャーばかり』と噂されたことがありました。それくらい早い球を投げる投手ばかり指名してきました。山下、山崎らはこの条件にピタリと当てはまります。

 

 早い球を投げ続けるのは魅力的でもありますが、それだけ肘や肩に負担をかけるのも事実。もしかしたら、彼らの身体は悲鳴を上げているのかもしれません」

 

 オリックスではできる限り3連投をなくすなど、「対策を取っている」というがはたして。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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