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仮想通貨からメガネまで「本田圭佑」関連ビジネスを一挙公開

スポーツ 投稿日:2018.09.23 06:00FLASH編集部

仮想通貨からメガネまで「本田圭佑」関連ビジネスを一挙公開

 

 東証一部上場の「TATERU」が、顧客の融資書類を改ざんし、アパートローンを組ませていたことが発覚した。「週刊新潮」9月13日号で、このことが報道されると、すぐさま「TATERU」は再発防止策を発表。だが、現在も同社の株価は乱高下を続けている。

 

 別の火種もくすぶっている。というのも、この企業はサッカー日本代表の本田圭佑(32)を公式スポンサーやCMに起用しており、本田も自身が運営するサッカークラブのスポンサーをお願いしているのだ。つまり、「TATERU」と本田は持ちつ持たれつのビジネスパートナーの関係といえるのだ。

 

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 欧州のサッカーリーグから離れ、選手としてのピークが過ぎたと思われる本田。彼のもう一つの顔がビジネスマンである。今回は、本田圭佑の「関連企業」を一挙紹介しよう。


 
 本田が、直接、経営に携わる企業は、以下の通りだ。


 
●HONDA ESTILO
 俳優のウィル・スミス(49)などのマネジメント事業や本田が運営するサッカースクール「ソルティーロサッカースクール」の運営事業などをおこなっている。

 

●KSK Group
 上記「HONDA ESTILO」などを保有する持ち株会社。社長は実父・司氏が務めるが、実質的なオーナーは本田自身。「KSK」は圭佑からとっている。

 

●SVホルン
 オーストリア2部リーグに所属するサッカークラブ。2015年に「HONDA ESTILO」が経営に参入。本田の従弟の洋史氏が第2会長を務めている。昨年、財政面に関する資料の不備と提出遅れに対し、リーグ機構から懲戒処分を受けた。

 

●Now Do
 パーソナルトレーニングサービスを提供する会社で、本田が代表取締役を務める。本田いわく、「ユーザー自身が指導者や施設を自分の都合で選ぶことの出来るプラットフォーム」を目指すという。

 

●KSK Angel Fund
 本田の個人投資ファンド。主な投資額は明らかにしていないが、ウィル・スミスも出資している米・飲料水ブランド「JUST WATER」など10社近くの企業に投資している。

 

●Dreamers Fund
 ウィル・スミスと本田が立ち上げたベンチャーファンド。主要投資家に野村ホールディングスを迎え、アメリカにて起業間もないベンチャーへの投資をおこなう予定。

 

●Yume Foundation
「KSK Group」の公式サイトで、「Keisuke Honda: 2016 World Youth Day」というタイトルのYouTube動画へのリンクが張られている。詳細は不明。

 

 以下は、本田のビジネスパートナー企業だ。

 

●ゼンマーケット
 海外のみに向けた通販サイト「ZEN MARCKET PLACE」にて、本田のオフィシャルストア「KSK. STORE」を展開中。本田以外にもGACKTなどが出店している。

 

●ビットポイントジャパン
 今年8月、仮想通貨交換所「BITPoint」のイメージキャラクターに本田を起用。PR動画も公開されており、それに対し「イメージムービーのテーマが『世界一を目指すために、日々挑戦、努力する』ということで、僕の考えと一致する部分があるなと思いながら撮影に臨みました」と本田もコメント。

 

●Bespo
 同社が運営する飲食店検索サービス「ビスポ!」に「KSK Angel Fund」が出資している。サービス発表時の記者会見では、本田も動画で「飲食店の抱える問題をテクノロジーで解決する、という思いとアイデアに感銘を受け、今回出資をさせていただいた」とメッセージを寄せた。

 

●ecbo
 同社が運営する荷物一時預かりサービス「ecbo cloak」に「KSK Angel Fund」が出資。「事業内容も先見の明があり、多くの人たちにとって感動してもらえるようなサービスになると確信しています」と本田もコメント。

 

●Aerial Lab Industries
 同社のドローン技術、開発中のホバーバイクの海外展開などの可能性に着目し、「KSK Angel Fund」が株式を取得。本田は同社の「Special Visionary KSK(特殊創造実行者)」に就任している。

 

●ライフイズテック
 中高生向けのプログラミング教育事業に取り組む。「KSK Angel Fund」の第1号投資だった。本田も今年5月に同社を訪れ「プログラミングやりたくなりますね!」とコメント。

 

●マクアケ
 クラウドファンディングサービスを運営する同社は、サイバーエージェントの関連会社。本田はサイバーエージェントの藤田晋社長に直談判して出資したという。直談判から数時間後にOKをもらい、「決断、早っ!」と本田は感じたそう。

 

●SAPジャパン
 同社の持つ最先端のアプリケーションなどを活用し、「ソルティーロサッカースクール」や「SVホルン」、本田本人を対象に運動データの分析、強化をおこなっている。

 

●HRBrain
 同社が運営する評価管理サービスに「KSK Angel Fund」が出資。同社訪問時に、本田は「僕は事業には投資しない。人に投資するんです」とコメント。

 

●オーマイグラス
 眼鏡通販サイトを運営する同社に「KSK Angel Fund」が出資。『サングラスで社会に貢献したい』という思いに、本田が強く共感したという。


 
 選手、ビジネスにとどまらず、本田は今年8月にカンボジア代表の実質的な監督に就任。9月10日におこなわれたマレーシアとの初陣では1対3で敗北した。

 

 また一つ新たなキャリアに進み始めた本田。さまざまなものに手を出しているが、どれもこれも結果が出ないということにならなければいいが……。

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