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日大三高を破った無名校の監督、甲子園で本塁打宣言した伝説男スポーツ 2018.10.10

甲子園の開会式(1999年)

 

 10月8日におこなわれた秋季高校野球東京都大会の1回戦で、春夏あわせて甲子園を3度制している強豪・日大三高を破ったのが目白研心高だ。野球部を指導するのは、鈴木淳史監督(36)。

 

 目白研心は、2009年に共学化されるまで、目白学園高という名の女子高だった。共学化と同時にできた野球部は、今年で創部10年め。まだまだ無名校だが、実は、鈴木監督はただものではない。

 

 

 甲子園大会で、とあるエピソードを残しているのだ。
 それは1999年夏の甲子園のこと。鈴木監督は2年生ながら新潟明訓の4番に座り、一回戦で愛媛の宇和島東と対戦した。予選の県大会では1本の本塁打も放てなかったにもかかわらず、試合前にこう宣言する。

 

「俺、ホームラン打つからな――」

 

 迎えた試合の第3打席、鈴木監督が放った打球は浜風に逆らいながら右翼ポール際へ飛び込んだ。それは大会の第1号本塁打となり、まさに勝利を決める一発だった。

 

 試合後のインタビューでは、宣言通りの本塁打について、正直に「狙ってました」と答えた。だが、そのことで周囲から「生意気だ」と言われたこともあったという。

 

 地元新聞の取材では、「自分が打つのが第一。死球を受けると、打たせろよって思った」と話すほどの自信家だったが、甲子園の2回戦で北海道の旭川実業高に敗れてから考え方が変わった。

 

 翌年、3年生で迎えた甲子園大会は、新潟県大会の決勝で敗れたが、主将として引っ張り、「人間的に成長した」と評された。大学卒業後から指導者を目指し、山梨県の日本航空高でも監督を務めた。

 

 甲子園での一発から約20年後。新潟明訓で培った「のびのび野球」の教え子たちが日大三を破った。試合後、目白研心の4番で満塁本塁打を放った山田瑞紀捕手(2年生)は、「世間は『絶対負ける』と思っているから、それを覆してやろうと練習してきました」と話した。

 

 監督から選手へと受け継がれた、約20年ぶりの「狙ってました」発言だった。

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