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熱狂する「新日本プロレス」はこう読め、プチ鹿島が解説!スポーツ 2018.10.12

猪木(1986年、東京体育館)

 

 新日本プロレス(通称・新日)の勢いが止まらない。低迷期といわれた10年前からV字回復を果たし、2018年は同社最高売り上げを20年ぶりに更新する見込みだ。その熱狂の要因とは?
 


「僕も含めて、昭和のプロレスファンはよく、“あのころの新日” といまの新日を比較して語りたがる。だけど、そう単純には比較できない。時代とともに、ファンがプロレスに求めるものは変わってきているんです」

 

 そう語るのは、芸能界でも指折りのプロレス愛好家・プチ鹿島氏だ。小学生でアントニオ猪木にハマり、現在に至るまで、新日本を中心にありとあらゆるプロレスを観続けてきた鹿島氏。

 

「昭和の時代のプロレスは、猪木さんやUWFの流れで、選手たちもファンも『最強は誰か』という “最強幻想” を旗印にしていた。でも、いまの新日を観てファンになった人は、最強を求める闘いも大事にするが、ほかにも大切なものがある。

 

 それは何かというと、『誰が最高か』『どの団体が最高か』を追い求める “最高” という新たな価値観のことです。この違いは大きいと思います」

 

 アントニオ猪木の全盛期が過ぎていた1980年代に新日本を観始めた鹿島氏。当時との大きな違いをもうひとつ挙げる。 

 

「あのころの猪木さんは、観客も相手も翻弄しつつ闘っていた。いい意味で “悪女” みたいな感じで、何度も『猪木もうダメだな』『こんなプロレス、もう観るか!』って思うんだけど、そうやって見放そうかな……ってときにすごい試合をしたりする。猪木プロレスは、裏切りの歴史なんです。 

 

 でも、まだ当時はゴールデンタイムで毎週放送だったから、裏切りやタメも有効だった。いまは消化不良が続けば客が離れていく。いまの時代に不穏さはいらないし、ファンも求めてないんですよ」

 

 加えて鹿島氏は、ファンの求める価値が最強から最高に変わったのは、「ドームプロレス」以降、複数のスターを育て上げて、対戦カードを充実させる必要があったからだと分析する。

 

「いまの新日は、選手同士の人間関係として大河ドラマ的なものは続いているけど、1話完結というか、とにかく会場に行けばバックグラウンドや知識がなくてもイベントとしておもしろい。昔は流れを知らないと追っていけなかったけど、いまは試合のレベルも高いし、会場に行けば絶対に楽しめるんです」

 

 いかに会場に人を呼ぶかを考えるこの戦略は、スポーツ界の潮流のひとつともいえる。

 

「だけど、野球やサッカーの場合は、贔屓のチームがボロ負けすると見せ場がない。プロレスの場合は贔屓の選手が負けたとしても、パッケージとしてはハズレがないんですよ。特にG1クライマックスとか。

 

 まして、昔と比べたら、いまははるかにエンタメの選択肢が増えた。そのなかで、絶対におもしろいという安心感を求めて、新たなファンがプロレスに流れてくる。“プ女子” と呼ばれる女性ファンが増えている背景には、そういう図式もあると思います」

 

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