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元ロッテ柳田将利「プロ時代は天狗に…」いまは倉庫管理
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.11 11:00 最終更新日:2018.11.11 11:00
2018年も逸材揃いだったプロ野球ドラフト会議。東大合格より難しいといわれる世界に飛び込んだ、かつての選ばれしエリートである元ロッテ「ドラ1」の柳田将利(31)を訪ねた。
「1位ということでチヤホヤされて、食事に連れていってもらったり、練習後に遊びに出てたりと、甘かったですね。角ちゃん(角中勝也)なんか、夜遅くまでバットを振ってましたから」
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そのせいか目立った成績が残せず、加えて右膝を3回も手術。
「同期よりも注目され、天狗になっていた。ただ『1位で入ったのに……』と、周囲の視線が気になりはじめたね。あのときの自分に言ってやりたい。『プロに入ってからが勝負やぞ』と」
現在は、和弘運輸で倉庫管理をまかされている。
「フォークリフトでトラックに荷物を載せたりしています。野球しかやってこなくて、頭の中は空間だらけ(笑)。計算から何からやることが多いので、詰めるものがたくさんあって、ちょうどいいです(笑)」
やなぎだまさとし
1987年9月2日生まれ 大阪府出身 二刀流を期待されるも、投手として結果が残せず、3年めに野手転向。プロ通算3年間で二軍1試合のみで一軍出場なし
(週刊FLASH 2018年11月6日号)