2018年も逸材揃いだったプロ野球ドラフト会議。東大合格より難しいといわれる世界に飛び込んだ、かつての選ばれしエリートである元・巨人の「ドラ1」三野勝大(47)を訪ねた。
契約金は1億5000万円、年俸1200万円で入団。
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「まあ、半分以上が税金ですから。半分は両親に渡し、残りは将来のために貯金しました」
人気チームへの入団。当然プレッシャーは感じた。打ち克つには練習しかなかったという。
「活躍できなかったのは実力がなかったから。怪我もありましたが、選手は皆どこか痛めている。それは理由になりません」
引退後は資格取得のため、専門学校に4年間通った。現在、接骨院の経営とともに、町田で「アルファ医療福祉専門学校」の講師を務めている。
「けっこうお金はかかったし、契約金を貯金しておいてよかった(笑)。この職業を選んだ理由は、現役時代に怪我が多かったことがあります。
当時はいろんな医師やトレーナーにお世話になったし、感謝の気持ちがあった。それで選手の体をケアしたいと思ったこともひとつ。元選手にこの職種が多いのも、同じ気持ちからじゃないでしょうか
将来的には球団のトレーナーをやりたい気持ちはあります。 巨人からの話? お伺いは立てているんですけどね(笑)」
みのかつひろ
1971年7月6日生まれ 香川県出身 巨人、横浜でプレー。大学時は全日本入りも入団3年は一軍登板なし。プロ7年間の通算成績は5試合0勝0敗、防御率7.50
(週刊FLASH 2018年11月6日号)