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元ノア王者「森嶋猛」泥酔乱痴気のごっちゃん体質

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.16 06:00 最終更新日:2018.11.16 06:00

元ノア王者「森嶋猛」泥酔乱痴気のごっちゃん体質

 

 11月4日、タクシー料金1万8000円の支払いを拒否して、運転手の顔面を殴打し、現行犯逮捕された元プロレスラー森嶋猛容疑者(40)。

 

 現役時代はノアに所属。190センチの恵まれた体軀を生かして、GHCヘビー級王者に輝いたこともある巨漢だ。冒頭のコメントを寄せた、森嶋容疑者をよく知るA氏が語った。

 

 

「暴行はともかく、タクシーの金銭トラブルはいつかあるだろうなと思ってました。彼は、以前からタクシーで試合会場まで乗りつけては、選手の誰かに金を借りて料金を払うとか、平気でやっていた。

 

 この日も、タクシー代を借りる相手を探して都内をまわるうちに、料金がかさんで焦っていたんでしょう。私が肩代わりしたときは、『銀行が閉まってるんですけど、タクシーで行っていいですか?』と言うので、電車で来いと伝えると、『足が痛くて』と。

 

 ノアのころは、いつも誰かが払ってくれて、その『ごっちゃん体質』が抜けなかったんでしょう。最近は、若手選手に500円ずつ借りたりしていたから、注意したこともあるんですが……」

 

 2015年4月に糖尿病を理由に引退を表明した森嶋容疑者は、2018年7月に突如復帰を宣言。10月15日に、後楽園ホールでの復帰戦が決まっていたが、9月の練習中に化膿性関節炎を発症し、断念。大会は中止となったが、本人は復帰への意欲を示していた。

 

 そんな最中の事件だった。報道では「住所不定」とされた森嶋容疑者は、いったいどんな生活を送っていたのか。

 

 A氏によれば、復帰が決まるまでは岐阜に住んでいた。復帰が決まり上京、復帰大会を主催する予定だったエス・ピー広告社が、当面の生活の面倒を見ていたという。

 

「引退後の森嶋はいろいろな仕事をしていました。エス・ピー社の社長は、彼のためにアパートを借りて面倒を見ていた。

 

 それなのに、酒を飲んではちゃらんぽらんに暮らす森嶋に、社長の堪忍袋の緒が切れた。電話で『もう出て行け!』と告げた社長に、なんと森嶋は『いま新宿で飲んでるから、鍵を取りに来い!』と逆ギレしたそうです」

 

 それ以降、知人の家などを転々としながら生活するようになった森嶋容疑者。日ごろから頻繁に歌舞伎町やゴールデン街で飲み歩く姿が目撃されている。

 

 そもそも収入もないのに、なぜ毎日のように酒を飲めたのか? 歌舞伎町の飲食店経営者が語る。

 

「うちにも何度か来ましたけど、本人はカネがないから、いつも一杯か二杯しか飲まないんです。

 

 そのくせ、自分は今でもスターだと思ってるから、居合わせたファンや客に、『一緒に飲みましょう。一杯いただいていいですか?』と酒をせびっていた。そんなことを繰り返し、出禁になった店が複数ありました」

 

 また、岐阜から上京後の森嶋容疑者は、酔っ払って携帯電話を三度も紛失。新規の契約ができなくなり、犯行時にも持ってなかったという。

 

 復帰を目指していた元王者にかけられたのは、チャンピオンベルトならぬ、まさかの手錠だった。

 

(週刊FLASH 2018年11月27日号)

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