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那須川天心と9分の試合決定「メイウェザー」私生活の悪行ぶり
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.16 22:17 最終更新日:2018.11.16 22:19
「フロイド・メイウェザー選手とのミスアンダースタンディング(誤解)は解決しました」
11月16日、RIZINの榊原信行実行委員長がツイッターで、大晦日に開催する総合格闘技イベント「RIZIN.14」で、那須川天心とメイウェザーの試合を予定通り行うと発表した。
ボクシングの5階級制覇王者メイウェザーは、同日、アメリカのメディアTMZの直撃インタビューに「史上最高の金を払うエキシビジョンになる」と回答。ルールは3分3ラウンドでキックはなしと明言した。
本誌でも報じたとおり、メイウェザーはカネへの執着心が強い。だが、それに輪をかけて、私生活での悪行も有名なのだ。
特に女性に手をあげる癖があるとされ、2003年にはナイトクラブで女性2人を殴ったとして有罪になった。2012年には、ガールフレンドに対する暴行、脅迫などで2カ月間収監されている。このほか、有罪にならないまでも、何度となく起訴されているのだ。
メイウェザーの幼少時代は、「マネー」とは程遠かった。
家族7人で1つのベットルームで過ごし、父と母はドラッグ中毒者。しかも、メイウェザーは父から日常的に殴られていた。 父はドラッグの売人をしており、1993年にはコカインの密売で5年間収監されている。
実は、父親は元ボクサーで、ボクシング界では名トレーナーとして知られていた。
史上初の6階級制覇を成し遂げたオスカー・デ・ラ・ホーヤやモハメド・アリの娘レイラ・アリのトレーナーにつくなど活躍していたが、関係の冷え切ったメイウェザーのセコンドには長年つくことはなかった。
キックボクサーである那須川にとって「キックなし」のルールは大きく不利になる。一方、デフェンシブな戦い方が特徴のメイウェザーには、なんの怖さもない試合だ。
大晦日の注目の9分間は、メイウェザーにとって「小遣い稼ぎ」に等しい行為となるが、それでも盛り上がるのは間違いないだろう。