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大坂なおみ「高額ギャラ」でもアメリカの自宅は質素
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.29 06:00 最終更新日:2019.01.29 06:00
「テニス世界4大大会」のひとつである全豪オープンで、日本人初となる優勝を成し遂げた、大坂なおみ(21)。2018年の全米オープンに続き、4大大会2連勝という偉業を果たした。
また、1月28日にWTA(女子テニス協会)が発表した世界ランキングで1位を獲得するという、アジア勢で初の記録を達成。快進撃を続けてきた大坂の、素顔に迫る。
2018年9月の全米オープン制覇時に、米経済誌「フォーブス」は、大坂の将来性をこう試算していた。
「彼女は多くの企業と契約しており、スポンサー契約料は総額150万ドル(約1億6400万円)だが、これからは契約数も増え、単価も上がる。
2、3年以内に1500万ドル(約16億6000万円)になるはずだ。彼女はセリーナ・ウィリアムズを抜いて、世界で最も稼ぐ女子選手になるだろう」
しかし、大坂なおみの成長スピードは、世界的経済誌の試算すら上回る勢いである。大手広告代理店関係者が、大坂のスポンサー契約について語った。
「現在、資生堂と約3000万円。ヨネックスと約1億円。日清食品、WOWOWとそれぞれ約1億5000万円。シチズンと日産とそれぞれ約5000万円。さらには、アディダスと約9億5000万円の年間契約を結んでいる。
全豪での優勝で、さらに契約数は増えるだろうから、試算された金額は2、3年どころか、半年もたたずに超えてしまうだろう。テレビ番組の出演料は、ゴールデンで1時間200万円ほどに跳ね上がった。
ちなみに大会中、日清食品のアニメCM(大坂の肌の色を不自然に白く表現)に視聴者からのクレームが多数寄せられ放送中止になったが、この件で、日清食品には3億円ほどの損害があったといわれている」
さらなる大金が約束された大坂の現在の拠点は、米・フロリダ州ボカラトン市。練習場まで車で5分ほどの地に居を構えている。年に10億円以上も稼いでいることから、さぞかし豪邸かと思いきや、質素な家に暮らしているという。
「土地は約500平方メートルで、寝室が4つあるタイプの、米国では一般的な一戸建て。2017年4月に中古で、約5000万円で購入しています。もともと彼女はインドア派で、あまり物欲がないようです。
大会中はホテルにこもってプレイステーション(テレビゲーム)に熱中。日本の漫画やアニメにも目がなく、日本語の教材となっています。
また、ビヨンセの大ファンで、2018年の全米オープンとライブが重なり、『どうして同時期に開催するの?』と嘆いていました(笑)」(在米テニスジャーナリスト)
(週刊FLASH 2019年2月12日号)