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元ボクシング世界王者、交際女性に「ひどすぎる仕打ち」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.09 06:00 最終更新日:2019.03.09 06:00

元ボクシング世界王者、交際女性に「ひどすぎる仕打ち」

本誌直撃時の小國

 

 都内でOLをしているA美さんは、本上まなみ似の30代だ。2016年の9月、彼女は1人のプロボクサーと知り合った。「赤穂の流星」のニックネームを持つ、小國以載(30、角海老宝石ジム)。当時、世界王者を目指す期待の星だった。

 

「最初、彼は『やらせろ』とか、ふざけてばかりでした。でも、あるとき彼から『好きになっちゃったかも』と言われたんです。出会った5日後に、彼の知人のカップルとダブルデート。その夜、歌舞伎町のホテルで関係を持ちました」

 

 

 クリスマスには、ティファニーのネックレスを贈られた。そして12月31日、小國は京都でジョナサン・グスマンを降し、IBF世界スーパーバンタム級王者になった。下馬評を覆す大金星を、A美さんは会場で見届けた。

 

「彼に頼まれて、新聞を買い揃え、彼の記事を切り抜きました。モーニングコール、天気予報のチェック、買い物、料理、掃除、なんでもやりました。家政婦かと思うくらい。

 

『風邪をひいて具合が悪い。何分でこれる?』とLINEが来て、看病しに行ったこともあります。彼からは、3月の私の誕生日に、小樽土産のピアスをもらいました」

 

 初防衛戦は、翌2017年の9月、大阪府立体育会館だった。A美さんがリングサイドで見守る前で、小國は6回TKO負け。試合後、引退を表明した。

 

「10月のある日の夜、テレビを観ながら、彼に『お前、俺と一緒にいたら苦労するけど、それでいいか?』と聞かれました。私は『もやしのレシピ考えるよ。私も仕事頑張るから』と答えました。もやしは安いからと思って(笑)。

 

 彼は『ステーキハウスをやりたい』と言ってましたね。子供ができたら、どんな名前をつけようかという話もしました。『遊人』と書いて『ゆうと』がいいね、とか。

 

 別のときには『将来はアパート経営しようか。俺は貯金が2000万円あるから』と言われました。人の将来を真剣に考えてくれている証拠だと、思っていました」

 

 11月には、名古屋の宴会で小國が全裸になって股間を隠した写真が、LINEで送られてきて大笑いした。小國は、「急に振られてやった」と説明したそうだ。

 

2017年3月、A美さんと小國はジム仲間の前でキス

 

 だが翌12月から、だんだん彼と連絡が取れなくなった。年が明けた2018年の1月21日、風邪をひいたとA美さんがLINEすると、思わぬ返事が。

 

《俺も色々あって、もー会えない! ごめんな!》

 

 彼が風邪をひいたときは、無理をして看病に駆けつけたのに。A美さんは怒った。翌日の夜、レストランで会うと、小國はこう告げた。「子供ができたから、結婚する」。

 

 A美さんが語る。

 

「ショックで言葉が出ませんでした。店を出た後も、歩きながら話しました。彼は、『お前には感謝しているけど、子供ができたから結婚する。相手は昔の彼女だ。「本当に俺の子か?」と聞いたけど、そうだと言われた。もしお前に子供ができていたら、お前と結婚していた』と。

 

 ほかに女性がいるなんて聞いていない。『お前とはつき合っていない。なんでお前に言わないといけないんだ』とまで言われました。『ほかに何人も女性がいたの?』と聞いたら『3人』という返事。気がつくと、大雪の中、あたりを4周していました」

 

 小國は4月に結婚。長男も生まれ、9月に現役復帰した。

 

「私はショックで体調を崩し、2回倒れました。今はお互い弁護士をつけて話し合っています。彼からは金銭の提示がありましたが、とうてい納得できる額ではありません。いまは、裁判を考えています」

 

 小國はどう答えるのか。ジムの前で直撃した。

 

「彼女は、部屋の掃除をしてくれる女性。最初、後輩の部屋を掃除するときに、『誰かやってくれる人いないのか』となって、俺が彼女を呼んだら、来て掃除してくれた。

 

 そのとき『つき合う気はない』と言ったら、彼女が『私もつき合う気はないです。掃除して、喜んでくれたらそれでいい』と言うから。2、3カ月に1回頼んでいた。それだけです。

 

 体の関係はあった。遊んでて、女の人がOKだったらやるでしょ。子供の名前の話は、みんなに言うてる冗談です。でも『俺と一緒にいたら苦労するけど』とか、絶対言うてない。

 

 ティファニーは、彼女が高いチケットやグッズを買ってくれたので、お返しのつもりでした。なのに結婚前提とか言われて、俺も迷惑してるんです」

 

 尽くす女だったA美さんの気持ちは、小國に届いていなかった。

 


(週刊FLASH 2019年3月19日号)

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