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センバツの怪物選手を青田買い!「ポスト根尾昴」桐蔭学園・森

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.23 06:00 最終更新日:2019.03.23 06:00

センバツの怪物選手を青田買い!「ポスト根尾昴」桐蔭学園・森

島田ボーイズ時代の森

 

 3月23日に開幕する第91回センバツ高校野球。2018年夏は、二刀流・根尾昂(中日)、藤原恭大(千葉ロッテ)らを擁する大阪桐蔭が春夏連覇を達成。一方、準優勝した金足農業の吉田輝星(日本ハム)が、甘いマスクと150キロ超の豪速球でファンを沸かせた。

 

 根尾、藤原、吉田の「新BIG3」に続く、次世代のヒーローは現れるのか。センバツ注目選手のひとり、桐蔭学園高校(神奈川県)の森敬斗遊撃手が「野球小僧」だった時代を、恩師が明かした。

 

 

 甘いマスクの持ち主でもある森遊撃手は、「ポスト根尾」の一番手。俊足巧打の三番打者として、2018秋の関東大会、常総学院との初戦で、逆転サヨナラ満塁弾を放ち、そのまま頂点を極めた。

 

「ひと言で表現するとしたら、『持ってる選手』。集中力のスイッチが入ったら、神がかり的なプレーをする。運動神経は抜群で、盗塁失敗は記憶にない。冗談交じりに、野球をやめて『ジャニーズ入り』をすすめられたこともある」(島田ボーイズ・鈴木亨監督)

 

 もともと右打ちだったが、脚力を生かすため、スイッチヒッターを経て、左打ちに専念。中学時代は、捕手以外のすべてのポジションを守ったユーティリティプレーヤーとしても活躍。

 

「173センチ70キロと小柄ながら、『走攻守』三拍子揃ったセンスが魅力。バットスイングが速く、変化球にも対応できる打撃技術は超高校級」(パ・リーグスカウト)

 

 平成最後の甲子園大会がいよいよ開幕。「新BIG3」を超える逸材たちが、名勝負を演じる。

 


(週刊FLASH 2019年4月2日号)

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