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センバツの怪物選手を青田買い!「超高校級大砲」山梨学院・野村

スポーツ 投稿日:2019.03.24 16:00FLASH編集部

センバツの怪物選手を青田買い!「超高校級大砲」山梨学院・野村

愛知衣浦リトルシニア時代の野村

 

 3月23日に開幕する第91回センバツ高校野球。2018年夏は、二刀流・根尾昂(中日)、藤原恭大(千葉ロッテ)らを擁する大阪桐蔭が春夏連覇を達成。一方、準優勝した金足農業の吉田輝星(日本ハム)が、甘いマスクと150キロ超の豪速球でファンを沸かせた。

 

 根尾、藤原、吉田の「新BIG3」に続く、次世代のヒーローは現れるのか。センバツ注目選手のひとり、山梨学院高校(山梨県)の野村健太左翼手が「野球小僧」だった時代を、恩師が明かした。

 

 

 野村左翼手は、「山梨のデスパイネ」の異名を取る、180センチ88キロの巨漢選手。2018夏の甲子園、高知商業戦では、左翼スタンドへ打球を軽々と運び、怪力ぶりを実証した。

 

「遠くへ飛ばす技量に、天性を感じた。四番をまかせ、バントやヒットエンドランのサインを出したことはない。性格は明るく、彼のまわりにはつねに輪ができていた」(愛知衣浦リトルシニア・島田圭一監督)

 

 速球に振り負けることなく、また遅い球でも「間」を取って、真芯でボールを捉える技術を、中学時代から身につけていた。安定したスローイングと、打球への反応も機敏で、守備力も高い。

 

「性格はプロ向きで、高校生離れしたパワーが魅力の、右の大砲。打撃は粗削りな面があるが、小さくまとまらずにパンチ力を生かしてほしい」(パ・リーグスカウト)

 

 平成最後の甲子園大会がいよいよ開幕。「新BIG3」を超える逸材たちが、名勝負を演じる。

 


(週刊FLASH 2019年4月2日号)

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