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センバツの怪物選手を青田買い!「不動の4番」智弁和歌山・黒川

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.25 11:00 最終更新日:2019.03.25 11:00

センバツの怪物選手を青田買い!「不動の4番」智弁和歌山・黒川

泉州阪堺ボーイズ時代の黒川

 

 3月23日に開幕する第91回センバツ高校野球。2018年夏は、二刀流・根尾昂(中日)、藤原恭大(千葉ロッテ)らを擁する大阪桐蔭が春夏連覇を達成。一方、準優勝した金足農業の吉田輝星(日本ハム)が、甘いマスクと150キロ超の豪速球でファンを沸かせた。

 

 根尾、藤原、吉田の「新BIG3」に続く、次世代のヒーローは現れるのか。センバツ注目選手のひとり、智辯学園和歌山高校(和歌山県)の黒川史陽・二塁手が「野球小僧」だった時代を、恩師が明かした。

 

 

 2018年春のセンバツ大会、19打数7安打7打点と打ちまくった注目の好打者が、黒川二塁手。父親は、上宮高時代に主将として、センバツ大会優勝経験を持つ。

 

「父親と高校時代のチームメイトだった縁で、彼を幼いころから知っている。当時から、バットを抱きしめたまま寝るほどの、野球好き。中3から、不動の4番。

 

 左中間方向の打球が伸びる半面、ライト方向は『ラインドライブ』がかかり、打球の伸びに欠けた。だが、将来はプロで通用する逸材。それには、『右中間方向にも飛ばせるようになれ』と指導していた」(泉州阪堺ボーイズ・牧野光将監督)

 

 チームが劣勢な場面で意気消沈しているとき、自ら率先して明るく振る舞うムードメーカー。打撃面だけでなく、精神面でもチームに貢献する、根っからの野球大好き少年。

 

「リストを柔らかく使え、広角に長打を打てることが魅力。守備が課題。左右の違いはあるが、横浜DeNAの宮碕敏郎タイプ」

(パ・リーグスカウト)

 

 平成最後の甲子園大会がいよいよ開幕。「新BIG3」を超える逸材たちが、名勝負を演じる。

 


(週刊FLASH 2019年4月2日号)

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