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センバツの怪物選手を青田買い!「元U-15代表エース」横浜・及川

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.26 16:00 最終更新日:2019.03.26 16:00

センバツの怪物選手を青田買い!「元U-15代表エース」横浜・及川

 

 3月23日に開幕する第91回センバツ高校野球。2018年夏は、二刀流・根尾昂(中日)、藤原恭大(千葉ロッテ)らを擁する大阪桐蔭が春夏連覇を達成。一方、準優勝した金足農業の吉田輝星(日本ハム)が、甘いマスクと150キロ超の豪速球でファンを沸かせた。

 

 根尾、藤原、吉田の「新BIG3」に続く、次世代のヒーローは現れるのか。センバツ注目選手のひとり、横浜高校(神奈川県)の及川雅貴投手が「野球小僧」だった時代を、恩師が明かした。

 

 

「今大会No.1左腕」と評価を受ける及川投手。中学時代に「U-15侍ジャパン代表」のエースとして活躍。『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系)で、現役プロの平田良介(中日)から三振を奪い、脚光を浴びた。

 

匝瑳リトルシニア時代の及川

 

「『千葉ロッテマリーンズ・ジュニア』に在籍していて、うちに入団した当初から抜きんでていた。しかし、『及川に投げさせると試合にならん』と嘆くほどの制球難。

 

 ノーヒット10三振を奪ったのに、試合は0対2で負けたことも。原因は与四球。1試合最低、7つから8つを数えた。中学時代に比べたら、今は数倍よくなった」(匝瑳リトルシニア・越川康弘監督)

 

 中学3年生で、球速140kmを出すこともあった。U-15日本代表時代に、強打を誇るキューバ打線を抑えて注目される。高校に進学するときには、約40校の強豪校からスカウトされたほど。

 

「高2の春に、152kmをマークしたが、2018年夏以降は伸び悩んだ。今大会の活躍次第では、ドラフト1位候補に挙がる貴重な左腕のひとり」(パ・リーグスカウト)

 

 平成最後の甲子園大会がいよいよ開幕。「新BIG3」を超える逸材たちが、名勝負を演じる。


(週刊FLASH 2019年4月2日号)

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