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イチロー、59歳まで年間2億円の収入で安泰すぎる人生スポーツ 2019.03.27

 

 3月21日深夜に会見で発表されたイチロー(45)の引退を、万感の思いで見つめていた人物がいた。1994年、シーズン210安打を達成したときの代名詞、「振り子打法」をともに作り上げた、元オリックス二軍打撃コーチの河村健一郎氏(71)だ。

 

「彼をひと目見たときから、将来名球会に入る資質の持ち主だと感じました。入団1年めから『振り子打法』に取り組んだのですが、当時話していたのは、『誰も達成したことのない、年間200安打を打つのはお前だ!』ということ。彼は目をキラキラさせてうなずき、『打ちます!』と。それが彼との始まりでした」

 

 当時に比べて、2019年のイチローには、気がかりな点があったという。

 

 

「2018年から1年近く、試合で生きた球を打っていませんから、心とフォームがバラバラだったことは仕方がない。それよりも気になったのは、打てなくてもあまり悔しがらなかったこと。

 

 松坂大輔との初対決で3打席連続三振を喫したとき(1999年)など、松坂をニラむような感じでしたから。その気迫が見えなかったとき、そろそろかなと思った。でも彼がやってきたことは、まさに前人未到。本当にお疲れさまでしたと言ってあげたいですね」

 

 気になる今後だが、引退会見では、こう「イチ流」ではぐらかした。

 

「何になるんだろうなあ。そもそも、片仮名のイチローってどうなんだろう。(引退後は)元イチロー? 僕、一朗だし」

 

 これだけの実績を残した選手だ。「第二の人生」は、選択肢が限りなくある。ただその前に、2度断わりを入れた、国民栄誉賞の件がある。

 

「現在、安倍首相は、トランプ大統領と日米首脳会談に臨むため、4月下旬に訪米する方向で調整中。その際に、安倍首相はイチローを招き、その場で国民栄誉賞を授与するという、VIP待遇のパフォーマンスが急浮上している」(政治部記者)

 

 しかし、これをイチローが受けるかどうかは、別の話だ。

 

「国民栄誉賞は、あくまでも日本国内で評価されたことに対する賞。だがイチローは、日本での窮屈な対人関係や、球界の旧態依然とした体質がイヤで、日本を飛び出した。そんな経緯があるから、自分はこの賞にふさわしくないと思っている。

 

 引退会見で『将来、監督は?』と聞かれたとき、『絶対無理。人望がありませんから』と答えたが、日本に限っていえば、あながち間違っていない。彼はプライドが高く、『イエス、ノー』をはっきり言うタイプで、自身も日本ではあまり受け入れられていないと感じている。

 

 でも、米国での人望はすごい。チームメイトのゴードン内野手が、試合中にもかかわらず、イチローがベンチに下がったとき、人目を憚らず涙を流したことが物語っている。マリナーズも今後、なんらかのポストを用意すると言っている」(担当記者、以下同)

 

 となると、引退後の拠点は米国ということか。

 

「それは間違いない。まずは、マリナーズと契約を結ぶことを最優先に考えている。それほど彼は、マリナーズには恩義を感じている」

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