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田園調布の家は6億円…長嶋茂雄の全資産17億円の全貌
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.07 06:00 最終更新日:2024.02.04 19:49
「ミスター」こと長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(83)の、現役時代の最高年俸は、1972年〜1974年の4920万円。いまの貨幣価値で2億5000万円近い。
2002年度の長者番付では、4434万円を納税しており、推定年収は1億2000万円。当時から肩書は巨人の終身名誉監督なので、現在も同程度の年収と思われる。
そのミスターが形成した「長嶋家の資産」が、冒頭の表でミスターとオフィスエヌ(以下エヌ社)が持つ、計17億円あまり。ミスターが今も住む(1)田園調布の自宅と、(2)世田谷区の土地がミスターの所有。
(2)の土地には、かつては一戸建ての豪邸が建っていて、首相だったころの中曽根康弘氏が住んでいた。現在は建て替えてマンションに。家賃は12万円ほど。建物はエヌ社が所有している。
エヌ社は長年、亜希子夫人が社長を務める資産管理会社だったが、夫人の没後、次女の長島三奈(50)が社長に。現在これらの資産は、事実上、三奈が管理している。
(3)の貸家は、自宅のごく近くの外国人向けの貸家。ミスター、亜希子夫人、一茂、エヌ社の共有名義だったが、2003年5月に3人が持ち分をエヌ社に売却した。(4)の大田区の賃貸マンションは、家賃22万円ほど。(5)の箱根町の別荘は、現役時代からの思い出の地だ。
長男の長嶋一茂(53)は、父親の財産についてテレビ番組でこう語っている。
「全部放棄している。きょうだい4人いるのですが、3等分と言ってある。もめたくないから」
一茂の資産状況について、ある不動産関係者が語る。
「不動産投資、株、ファンドをやっている。亡き母が眠るハワイの不動産にも手を出している。過去には先物取引で2000万円を持ち逃げされたと告白したこともあるが、儲かっているようだ。
いま住んでいる(6)の港区の自宅は、上物込みで2億円で買い、8000万円かけて改装した。賀来千香子も欲しがっていて、あわてて買ったそうだが、この金額をキャッシュで支払った」
その土地も値上がり。野球より投資の才があるようだ。
【ミスターの資産】
(1)大田区田園調布の自宅/地上2階地下1階・敷地面積590平米
評価額6億3600万円
(2)世田谷区の賃貸マンション/2階建て全8室・敷地面積770平米
評価額5億2400万円(※建物はオフィスエヌが所有)
【オフィスエヌ(三奈)の資産】
(3)大田区田園調布の貸家/2階建て・敷地面積320平米
評価額3億5000万円
(4)大田区の賃貸マンション/2階建て全4室・敷地面積317平米
評価額1億6900万円
(5)神奈川県箱根町の別荘/地上1階地下1階・敷地面積1732平米
評価額3100万円
※このほか、三奈の自宅マンションの部屋(品川区)も所有
【ナガシマ企画(一茂)の資産】
(6)港区の自宅/4階建て・敷地面積120平米
評価額2億3400万円
(週刊FLASH 2019年4月9日号)