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新日本プロレス元レフェリーが語る「外国人スター」列伝スポーツ 投稿日:2016.04.29 15:00

新日本プロレス元レフェリーが語る「外国人スター」列伝

数々の名勝負でレフェリーを務めたミスター高橋氏

 

 新日本プロレスでメインを務めたミスター高橋氏(74)。これらの秘蔵ショットを多数収録した単行本『悪役レスラーのやさしい素顔』を発売したばかりの高橋氏は、“新日”創成期から1980年代の黄金時代まで、多くの外国人レスラーたちの素顔をつぶさに見てきた。

 

「いろいろ怪物はいましたが、本当のバケモノだと思ったのは、グレート・アントニオ。1961年に初来日して力道山と闘ったレスラーですが、16年後に新日に来た。

 

 そのときの奇行ぶりが半端じゃない。熊本では朝早くに『俺が引っぱる』と市電を止めたり、ホテルの部屋で寝ないでロビーでゴロンとしたり…。

 

 ほとほと困り果て、帰国したときはホッとしました。

 

 ところが、あとになって聞くと、本当はきちんとした、頭のいい人間だったというんです。奇行は全部計算だった。見かけ以上に利口に見せようとする人はいますが、彼はまったく逆だった。

 

 一生、狂った人間を演じて死んでいったんです。私がそれを聞かなければ、彼の功績は永久に埋もれるところでした」

 

 日本中を熱狂させた人気外国人レスラーは、どのくらい稼いでいたのか。

 

「新日を最初に盛り立ててくれた功労者のタイガー・ジェット・シン、ホーガン、ハンセン、アンドレ。彼らが、いちばんギャラを取っていたと思います。最高で1週につき8000ドルから1万ドルはいったのでは。

 

 当時のレートはニクソンショックで固定相場が崩れ、変動相場になったころですが、それでも1ドル=320円くらい。だから当時は週250万円以上稼いでいたはず。私は今でも為替相場が気になります(笑)」

 

 当時の外国人レスラーのことは高橋氏の心に残っている。

 

「金遣いが荒く、週4000ドル稼いだのに滞在中すべて博打ですってしまったロニー・メインなんていうレスラーもいました。それでも帰りの空港で、『カバンの中にパンツと靴を入れておけば、またカネは向こうからやってくるさ』なんて言うんですよ。

 

 昔はこういった豪快な外国人レスラーが多かった。僕がやっていたころは、学校なんて行っていなかったり、スラム出身で刑務所暮らしなどというすごい奴がいましたからね。

 

 当時は外国人担当としてつらいことも多かったんですが、今となっては貴重な体験をさせてもらったと感じています。最近はプロレスも人気復活といわれていますが、また強くて凄い外国人レスラーを見たいですね」

 

(FLASH+増刊号2015年5月5日より)

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