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大船渡高校「佐々木朗希」投げずに岩手大会で準優勝
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.01 06:00 最終更新日:2019.08.01 06:00
「日本を背負っていく選手になりたい」
涙をこらえ、新世代の “怪物” は宣言した。
高校野球・岩手大会の決勝。それまで4試合で435球を投げた大船渡高校の佐々木朗希投手(17)は、出場せずに終戦を迎え、準優勝に終わった。
「故障を防ぐため」と、はっきり述べた國保陽平監督(32)が見つめていたのは、「選手の未来」だろう。高校野球と球数。長年議論されているセンシティブな問題をぶち破る英断だ。
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大物野球人が「喝」と叫ぶかもしれない。それでも「投げない」という選択は、新しい時代を切り開いた勲章として、いつまでも君に輝く。
(週刊FLASH 2019年8月13日号)