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上原浩治の律儀伝説「野球カード送られたらサインして返送」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.28 20:00 最終更新日:2019.08.28 20:00

上原浩治の律儀伝説「野球カード送られたらサインして返送」

 

 元メジャーリーガーの上原浩治が、8月25日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した。

 

 番組では現役時代のファンレターの話題に。共演者で仲のいい、柔道金メダリストの野村忠宏が「もらってた?」と上原をいじると、「もらってましたよ、なんてこと言うんですか?」と笑顔で反論する。

 

 

 ここで野村が「結婚してからファンレターが一気になくなったんだけど」と打ち明けると、上原は「わかります」と大きく頷いて同意。

 

 さらに「結婚してからで言うと、僕は野球カードばっかり(送られて)来ますよ。『サイン書いて送り返してください』って。もうそればっかりです(笑)。ファンレターちゃうやん」と振り返る。

 

 これに共演者が「返すんですか?」と質問すると、上原は「ちゃんと返してあげるよ。なかに返信用の封筒が入っていればね」と明かす。

 

 上原本人も認めていたが、ファンの間で野球カードを送るとサイン付きできちんと返って来ることが、口コミで広がっていたのだろう。

 

 ちなみに芸人のプチ鹿島は、自身が書いた「note」にて、1999年に『電波少年』(日本テレビ系)の企画で経験した上原とのやりとりを綴っている。

 

 企画は、テント生活する無名若手芸人が、巨人軍が優勝すれば顔と名前を公開、試合に負けたら食事が抜きになるというもの。

 

 当初は連敗続きだったが、ルーキー上原が登板すると連勝が続き、「『どんなに巨人が不調でも、上原が投げる日曜の夜はご飯が食べられる』のである。神様、仏様、上原様!」と振り返る。

 

 さらに、テント内でいろんな巨人選手に一方的にファンレターを書くことが日課になっていたという鹿島はこう明かす。

 

「そんなアホに、信じられないことに上原様から『返事』がきたのである。しかも便箋1枚にギッシリ。『いつかあなたにお会いしてみたいです』と最後に書かれていた。

 

 おまけに野球カードにサインを入れて同封も! なんてありがたい。涙が出て仕方なかった。さっそくテントに祭壇をつくって野球カードを飾った」

 

 上原の律儀な性格が出ているエピソードである。

 

 

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