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青学・原監督が本気予想「代表選考マラソン」大穴は元教え子

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.14 06:00 最終更新日:2019.09.14 06:00

青学・原監督が本気予想「代表選考マラソン」大穴は元教え子

 

 9月15日に開催される「マラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)。男女ともに上位2名が、マラソン東京五輪日本代表に内定する。レースを目前に、青山学院大学の陸上競技部監督・原晋氏(52)に、勝負の行方を本気で予想してもらった!

 

「MGCには、箱根駅伝のスター軍団が集結します。男子出場選手31人中、私の手元にあるデータでは、25人が箱根経験者です。

 

 

『箱根駅伝がマラソンを潰した』とよく言われたものですが、そんなことはない。箱根があるからこそ、優秀なマラソンランナーが育っているということを証明してほしいです」

 

 原監督が本命に据えるのは、井上大仁選手(26・MHPS)、大迫傑選手(28・Nike)、設楽悠太選手(27・Honda)の3名だ。

 

「この3人が、今回出場する選手のなかではぬきん出ています。とくに井上は “昭和の練習”、つまり走り込みをしっかりできるという情報を得ています。練習量が多い子は、レースでそう大崩れしないんですよ。

 

 高いポテンシャルもありますから、ハイペースでも、後半勝負でも、あるいは気温が高くなっても、強風が吹いても、大崩れせずに高いレベルで対応できると思っています」

 

 本命3人に対抗する選手としては、服部勇馬選手(25・トヨタ自動車)、佐藤悠基選手(32・日清食品)、岡本直己(35・中国電力)の3人をあげた原監督。今回は、大穴にも期待が大きい。

 

「身内びいきするわけではないんですが、神野大地(25・セルソース)、橋本崚(25・GMOアスリーツ)、藤川拓也(26・中国電力)の青学OBの3人ですね。

 

 当日の気温が上がり、スローペースで35km地点までもつれたらおもしろい。我慢比べに強く、最後の坂での粘り強さも持っている。神野は “新・山の神” でしたし、橋本も神野の二番手で、一時は山登り要員でした」

 


はらすすむ
1967年生まれ 広島県出身 中京大学、中国電力を経て、2004年に青山学院大学陸上競技部の監督に就任。2015年~2018年まで箱根駅伝4連覇を達成

 

(週刊FLASH 2019年9月24日号)

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