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織田信成が関大監督辞任でモラハラ告白、大学側の反論に批判殺到

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.30 17:59 最終更新日:2019.10.01 19:36

織田信成が関大監督辞任でモラハラ告白、大学側の反論に批判殺到

織田信成公式ブログより

 

 9月29日、アイススケート選手の織田信成が、ブログを更新。関西大学アイススケート部監督の辞任について語った。

 

 織田は、2017年4月から関大アイススケート部監督を務めていたが、9月9日付で辞任。9月10日の『朝日新聞』では、大学側が辞任について「他の活動が多忙で、監督業との両立が難しくなったのが理由と聞いている」とコメントしている。

 

 しかし、ブログで織田は「辞任について、一部事実とは異なる報道がありましたので、自分の口から説明させてください」とし、多忙が理由ではないと明かす。

 

 

《辞めた本当の理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの3ヶ月間リンクに行く事が出来なくなった事とそれに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったからです》

 

 7月から弁護士も入れて大学側に問題の調査を申し入れたが、この2カ月間、大学側の動きは不透明で、結果報告もなかったという。

 

《報告を待っている間も指導を待っている生徒がいるので、なんとかリンクに戻れる環境にしてくれないかお願いしましたが、実施されないまま、このままでは何も変わらないだろうと半ば諦めた気持ちで、監督の職を辞する決意を致しました。 他の仕事への影響もあり、体調が優れないまま監督を続ける事は私にとって厳しいものでした》

 

 織田はブログの最後、途中で職務を投げだしたことを謝罪しつつ、《どんな状況でもスケートを教えることがすごく楽しかった。指導者としての夢はまだ諦めていないので、オファーがあれば何処へでも行って指導できればと思います》と心境を語った。

 

 報道を受け、関西大学は9月30日に文書を発表している。「指導方法をめぐって同部内で意見の相違があったことは認識しています」としながら、織田が調査を要求したことについては《総合的にみてその要望を受け入れることは妥当ではないと判断しました》としている。

 

《織田信成さんのご体調も考慮しつつ、こうした結果を織田信成さんにお伝えすべく、慎重に準備を進めておりましたところ、先に織田信成さんから辞任のお申し出があり、やむなく本学として了承することとなりました》としている。

 

 一連の報道を受け、ネット上では関大への非難があふれ出ている。

 

 大学側の回答については「何も答えになってない」「なんで最初に違う理由を発表したのか何も書いてない」といった声が噴出。織田が監督業を無給で引き受けていたとの報道もあり、「無償で監督させてモラハラ、嫌がらせなんて関大ブラック過ぎないか」とあきれる声も見られた。

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