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ラグビーW杯、新宿に「偽オールブラックス」出没の奇々怪々
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.03 06:00 最終更新日:2019.10.03 06:00
「営業を始めると、外国人が13人ほど店に入ってきた。全員ガタイがいいので、『ラグビー?』と尋ねると、『YES! 俺たちはオールブラックスだ!』と返事してきたんです」(新宿の飲食店のマスター)
日本各地で開催中の「ラグビーワールドカップ2019」。「オールブラックス」といえば、今大会も優勝候補筆頭の、ニュージーランド代表のこと。
「すっかり代表選手が来たもんだと思っていたら、奴らは『F××ki’n 〇〇!』とか言葉遣いが汚ないし、ある男なんかは、いきなりパンツを脱ぎ捨てて、下半身丸出しですよ。こっちが怒って、『着ろ!』と言っても全然、耳を貸さなかった」(前出・マスター)
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試合前の「ハカ」では、足を踏み鳴らし、胸を叩き、相手に威圧感を与えることで有名なオールブラックス。いくら血気盛んとはいっても、一国の代表がそんな横暴な態度は……と不審に思ったマスター。
“オールブラックス軍団” が去ったあとに来店したオーストラリア人たちに、先ほどの顚末を伝えると、「『オールブラックス』なんて噓に決まってるじゃん。彼らはすごく紳士だよ」と一蹴された。
言われてみれば、冒頭の写真のニセモノたちは、ラグビー選手としては体が細くないか!?
「いやあ、ラグビーに詳しくないので、簡単に信じてしまいましたよ」(前出・マスター)
この日の新宿では、複数の飲食店に、“偽オールブラックス” が襲来。数人が交番に連行されるなど、大騒ぎを繰り広げたという――。
(週刊FLASH 2019年10月15日号)