スポーツ
佐々木朗希はロッテへ…いま「ドラフトの歴史」を振り返る
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.17 18:01 最終更新日:2019.10.17 18:15
注目選手は、U18侍ジャパン合宿で163km(非公式ながら高校史上最速)をマークした佐々木朗希(大船渡)。日本ハムが早くから1位指名を明言していた。パ・リーグ4球団(日本ハム、ロッテ、楽天、西武)が競合し、ロッテが交渉権を獲得した。
【関連記事:日米スカウト集結「佐々木朗希」大谷より上、江川より下】
佐々木に続いて、競合の可能性があったのが、完成度ナンバーワンと呼ばれた奥川恭伸(星稜)だ。ヤクルト、阪神、巨人の3球団が競合し、ヤクルトが交渉権を獲得した。
今年は、以下のような結果になった。
・ヤクルト 奥川恭伸(星稜)
・中日 石川昂弥(東邦高)
・広島 森下暢仁(明大)
・阪神 西純矢(創志学園高)
・DeNA 森敬斗(桐蔭学園高)
・巨人 堀田賢慎(青森山田高)
・オリックス 宮城大弥(興南高)
・日本ハム 河野竜生(JFE西日本)
・ロッテ 佐々木朗希(大船渡高)
・楽天 小深田大翔(大阪ガス)
・ソフトバンク 佐藤直樹(JR西日本)
・西武 宮川哲(東芝)
2018年に引退した選手は、
【日本プロ野球ドラフトの歴史】
●第21回(1985年)
PL学園高校で甲子園を沸かせた桑田真澄と清原和博の「
●第22回(1986年)
史上初12球団すべてがドラフト1位に投手を指名する。
●第23回(1987年)
長嶋茂雄の長男・長嶋一茂(立大)
●第24回(1988年)
福岡ダイエーホークスは1位、2位、3位、6位の指名が重複し、
●第25回(1989年)
野茂英雄が史上最多の8球団から指名を受け近鉄バファローズに入
●第26回(1990年)
小池秀郎が最多タイ8球団から指名を受けロッテオリオンズが交渉
●第27回(1991年)
オリックスブルーウェーブが投手としてドラフト4位で鈴木一朗(
●第28回(1992年)
甲子園で5打席連続敬遠を受けた星稜高校の松井秀喜が4球団競合
●第29回(1993年)
大学生・社会人の選手で1球団につき2名までの対象選手が、
●第30回(1994年)
福岡ダイエーホークスが駒沢大学進学予定の城島健司を1位で強行
●第31回(1995年)
福留孝介が高校生史上最多の7球団から指名され、
●第32回(1996年)
アトランタオリンピックで活躍した井口資仁、松中信彦、
●第33回(1997年)
高橋由伸が読売ジャイアンツを1位で逆指名。
●第34回(1998年)
「平成の怪物」横浜高校の松坂大輔が、
●第35回(1999年)
國學院久我山高の河内貴哉が広島東洋カープに1位指名を受け入団
●第36回(2000年)
横浜ベイスターズ以外の11球団が投手と捕手を1位に指名。
●第37回(2001年)
甲子園で最速154キロを記録した寺原隼人が4球団競合の末、
●第38回(2002年)
「松坂世代」の大学卒業にともない、村田修一、和田毅、
●第39回(2003年)
全球団競合なしで無抽選となる。
●第40回(2004年)
東北高校のダルビッシュ有が北海道日本ハムファイターズに1位指
明治大学の一場靖弘に対し、読売ジャイアンツが「栄養費」
「自由獲得枠制度」が入団枠を1人に改正し「希望入団枠制度」
辻本賢人がドラフト史上最年少15歳で阪神タイガースに指名され
●第41回(2005年)
「高校生」と「大学生・社会人」
大阪桐蔭の辻内崇伸と福岡第一高校の陽岱鋼の交渉権の抽選結果が
●第42回(2006年)
駒大苫小牧高校の田中将大が4球団競合の末楽天ゴールデンイーグ
●第43回(2007年)
日本ハムファイターズが大阪桐蔭高校の中田翔を1位指名し入団。
「希望入団枠制度」が撤廃される。
●第44回(2008年)
新日本石油ENEOSに所属していた田澤純一がMLB挑戦を表明
「高校生」と「大学生・社会人」のドラフトが再統合される。
●第45回(2009年)
プロ野球12球団とMLB8球団とも面談した花巻東高校の菊池雄
●第46回(2010年)
2006年甲子園を沸かせた「ハンカチ王子」
●第47回(2011年)
東海大の菅野智之が北海道日本ハムファイターズと読売ジャイアン
●第48回(2012年)
花巻東高校の大谷翔平を北海道日本ハムファイターズが指名権を獲
●第49回(2013年)
桐光学園高校の松井裕樹が4球団競合の末、
●第50回(2014年)
京都大学の田中英祐が千葉ロッテマリーンズから2巡目で指名され
●第51回(2015年)
東京ヤクルトスワローズと阪神タイガースが明治大学の髙山俊を指
●第52回(2016年)
前年の交渉権訂正にともない、当たりの場合には「交渉権獲得」
●第53回(2017年)
早稲田実業高校の清宮幸太郎が高校生最多タイとなる7球団から指
●第54回(2018年)
最注目選手は、