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奥川恭伸ヤクルトへ…小学校からバッテリーを組んだ友は巨人へ
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.21 16:50 最終更新日:2019.10.21 16:50
指名されて、「都会の生活に慣れていかないと」と笑顔を見せた。星稜・奥川恭伸(18)が東京にやってくる。
大船渡・佐々木朗希(17)の4球団には及ばずも、奥川の交渉権は巨人、阪神との競合の末、高津臣吾新監督のヤクルトへ。星稜高校では松井秀喜氏以来、27年ぶりのドラ1となった。
捕手の山瀬慎之助(18)も巨人から5位指名。小学4年生以来の幼馴染みバッテリーがライバルになる。
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「2人は幼稚園のときから一緒で、奥川は山瀬から『やっちゃん』と呼ばれてました。小中学生のときはみんなから慕われる奥川、空気を読んで雰囲気をよくする山瀬という感じでした」(同級生)
奥川自身が「すごく田舎なので」と表現する石川県かほく市で2人は育った。2020年からの東京生活で頼りになるのは、意外にも巨人へと “生き別れた” 女房役かもしれない。
「2人がヤクルトと巨人に指名されてよかった。同じく東京が本拠地で、二軍も同じイースタン・リーグ。近距離なので、寮の門限さえ守れば、頻繁に会える。互いに愚痴も言え、ストレスの発散になる。
今年期待された中日・根尾昂、ロッテ・藤原恭太、日本ハム・柿木蓮らの大阪桐蔭組は、全国で散り散りになったのがよくなかった」(担当記者)
どこまでも旧縁は頼りになるようだ。
(週刊FLASH 2019年11月5日号)