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元近鉄・加藤哲郎、引退後の天職は「健康麻雀の講師」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.28 16:00 最終更新日:2019.11.06 10:18

 

元近鉄・加藤哲郎、引退後の天職は「健康麻雀の講師」

写真・谷本潤一

 

 1989年の日本シリーズで、「巨人はロッテより弱い」発言で注目された加藤哲郎さん(55・近鉄)は、1994年にプロ野球選手を引退。今は、「賭けない、酒を飲まない、タバコを吸わない」という「健康麻雀」の講師をしている。

 

「麻雀は現役時代、同期や先輩がやっているのを見て覚えました。初めてやったとき面白かったんです。同期入団で捕手の古久保(健二)らと、寮の部屋で夜な夜な卓を囲んでましたね。

 

 

 どうせやるなら勝ちたいですし、研究はよくしました。独学で、麻雀の本を読んだり、漫画を見たり。覚えて2年めくらいからあまり負けなくなりました」

 

 引退後は、野球解説、俳優、焼肉店の店長など職を転々としていた。

 

「前職をやめるとき、麻雀の先生をされている方から誘っていただいたのが、今の仕事のきっかけです。人とコミュニケーションをとるのも嫌いじゃないですし、楽しくやらせてもらっています。ここが自分の居場所になったな、という感じです」

 

 巨人を挑発するかのような発言で注目を浴びた加藤さんだが……。

 

「健康麻雀の生徒には他人がアガったら『おめでとう、と言いましょう』と教えています。講師の仕事とは別に、今年は『麻雀最強戦』の決勝戦にも進出しました。野球で逃した日本一をここで狙います(笑)」

 

かとうてつろう
1964年4月12日生まれ 宮崎県出身 ドラフト1位で1983年に近鉄入団。1989年8月、ダイエー戦でプロ初完封勝利。1994年、広島へ移籍するも、1シーズンで引退。引退後は俳優、クラブ店長、焼き肉店店長などを経験した

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