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渋野日向子、恩師の「サプライズ誕生日パーティ」で復活
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.26 06:00 最終更新日:2019.11.26 06:36
「直前のツアーで予選落ちしていたし、11月15日が彼女の誕生日だったので、17日にサプライズで、日向子の誕生日会を開いたんです」
そう語るのは、渋野日向子(21)が、プロになる前から通っていた「パインレークゴルフクラブ」の西山善崇支配人。
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11月16日の「伊藤園レディス」で、日米両ツアーを通じて28戦ぶりに予選落ちの屈辱を味わった翌日、渋野が向かったのは、恩師の青木翔コーチがアカデミーを開く同クラブだった。
「原点回帰したい思いもあったのでしょう。朝から青木コーチとアプローチを練習、14時からハーフをまわり、その後は星が見える時間までパターを練習してました」(西山氏)
サプライズ誕生日会がおこなわれたのは、昼の休憩時間。
「弁当を食べ終わったところでコンペルームに呼んで、内緒で準備していた誕生日会をやったんです。アカデミーのジュニアの子供たちからも祝われ、すごく照れていましたが『気持ちの切り替えができました』と喜んでいました。
パンケーキなどのスイーツを出すと、『少し量が多いかな』と思ったんですが、残さず食べてくれました(笑)」(同前)
感涙にむせんだのだろう、“ホームグラウンド” で英気を養った渋野は、翌週の「エリエールレディス」では、持ち前の安定感を取り戻して見事、優勝した。
「とにかくショットがいいのが、渋野の強み。勝負が懸かるとブレてしまう選手が多いなか、彼女はどんな場面でもブレない。だから大叩きしない」(ゴルフ誌記者)
21歳の目標は、「東京五輪」ときっぱり。
(週刊FLASH 2019年12月10日号)