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ラグビー・ウルグアイ代表「暴行騒ぎ」被害店がW杯組織委に激怒
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.27 16:00 最終更新日:2019.12.27 16:00
2019年10月14日未明、ラグビーW杯のウルグアイ代表選手が熊本市内で暴れた。被害店「ベーコンエッグ」の店員は、こう語る。
「消火器を噴射したり、トイレの壁に穴を空けて……。謝罪が欲しいです」
店の代理人の岸本大樹弁護士が、その後の対応を明かした。
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「ウルグアイ側は、まともに対応してくれないので、W杯組織委員会に、数百万円の被害額を立て替えて弁償するよう交渉しています。ですが組織委も、『ウルグアイが認めた被害の金額しか立て替えない』と」
本誌がW杯組織委員会に確認すると、こう回答があった。
「ご照会のウルグアイ選手の件でございますが、これまで飲食店側からの具体的な請求金額や、その根拠資料の提示をいただけておりません。
そのため、ウルグアイ側も検討が進んでいなかった状況でございまして、弊組織委員会でも立て替える状況に至っていないという状況でございます」
食い違う両者の言い分。対戦相手国の選手を称え合うなど、紳士的に終わったW杯だけに、“紳士協定” が望まれる。