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松田丈志「最もつらかったトレーニングは1日9時間泳いだとき」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.10 16:00 最終更新日:2020.01.10 16:00
元競泳選手の松田丈志が、1月9日に「糸引き納豆の日記念イベント」に登場した。
4大会連続の五輪出場、200mバタフライで2度の銅メダルを獲得するなど、輝かしい実績を持つ松田。五輪出場を志したのは、わずか8歳のときだった。
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「オリンピックを意識したのは8歳の頃、ちょうどバルセロナ五輪で、岩崎恭子さんが14歳で200m平泳ぎで金メダルをとったとき。テレビで見てて、大好きな水泳の頂点の五輪で活躍すると、こんなに日本が大騒ぎするんだと思って。自分も行ってみたいと思うようになった」
だが、五輪出場までには、悔しい思いをしたこともあった。
「初めて出た全国大会が最下位だったり、国際大会初出場のときも世界チャンピオンに周回遅れを受けたり……。自信をなくした。
でもそのときに、(メダルや好成績を)とれた人はどういうことをしていたのか考えた。自分は努力していると思っていたけど、彼らは、はるかに(予想を)超える努力をしていて、だから世界一になれているんだと腑に落ちた」
現役時代、最もつらかったトレーニングは「1日に最高30キロ泳いだ。朝・昼・夜にそれぞれ10キロ。10キロ泳ぐのに3時間かかるので、9時間くらい泳いだときは一番きつかった」と振り返る。
「引退して最初の五輪イヤー。どんな1年になるのか、どんなことができるのか楽しみ」
現役を引退した今も、五輪本番を迎えるのを楽しみにしていると話した。