スポーツ
高校バレー、キューバ人女子留学生の「MAX320cmジャンプ」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.10 06:00 最終更新日:2020.02.10 06:00
身長183cmは、女子バレー選手にとって、けっして高身長とはいえない。だが、ひとたび彼女がジャンプすると、その最高到達点は320cmに達する。
「春の高校バレー」で準優勝に輝いた、宮城県の古川学園高校女子バレー部。原動力となったのが、キューバ人留学生のバルデス・メリーサ選手(17)だ。MAX320cmの驚異的なジャンプから打ち下ろすスパイクが、彼女の武器だ。
【関連記事:驚異の身体能力「東京五輪の星」はハーフが急増中】
「歴代の全日本女子でも、太刀打ちできないジャンプ力。男子エースの石川祐希が、最高到達点350cmです。その差が30cmしかないなんて、驚きました」(スポーツ紙記者)
そのジャンプで、バスケットボールのリングも両手で掴むことができる。
「2~3年後には、さらに最高到達点が330cmまで伸びるはず。世界トップ3のアタッカーになれる素材です」(古川学園・岡崎典生監督)
そんな彼女は、ただの “助っ人” ではなく、日本語で「日本に帰化して、五輪に出たい」と話す。U18日本代表強化合宿にも参加済み。東京五輪は無理でも、4年後のパリ五輪には、“国境” もひとっ跳びだ!
(週刊FLASH 2020年2月18日号)