阿部慎之助二軍監督、人気がありすぎて原監督の顔がこわばる

「前半は、一軍二軍ともに宮崎でキャンプを張っていた巨人ですが、今年は久々に球場周辺に活気がありました。長嶋茂雄さんが監督だったときや、松井秀喜さんが臨時コーチを務めたとき以来の盛り上がりじゃないですかね」（巨人担当記者）

　近年、キャンプ地を訪れるファンの数で、ソフトバンクの後塵を拝していた巨人。2019年の優勝で人気回復するかと思いきや、実情は少々違うらしい。

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「宮崎での一次キャンプの主役は、サンマリンスタジアムの一軍ではなく、ひむかスタジアムの二軍だった。ファンも阿部慎之助二軍監督を見に来ているという感じで、彼が動けばファンも動く。

　連日、自らバットを握って猛ノックを披露したり、盛り上げ方もうまい。背番号を初披露したのもキャンプ9日めで、『おもしろいものを見せてやる』と、新聞の見出し作成に協力的。ファンや報道陣から、こんなに人気がある巨人の二軍監督は初めてです」（同前）

　一方、毎年スポーツ紙の1面を賑わす原辰徳監督（61）はというと、注目度の低さに、「俺は暇でいいよ」と自虐的なコメント。ご機嫌斜めのせいか、2020年は “迷言” も、なかなか聞こえてこない気が……。

（週刊FLASH　2020年3月3日号）