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貴乃花、部屋を閉じたきっかけはインドで会った高僧の一言
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.21 20:00 最終更新日:2020.02.21 20:00
元貴乃花親方の貴乃花光司が、2月18日放送の『ザ・発言X』(日本テレビ系)でインドに行き自分探しをおこなった。
昨年9月、貴乃花のインド旅にカメラが密着。「悪魔のフン」と呼ばれる香辛料をかいで「うぉー!」と驚き、レストランで本場のインドカレーを味わい感激。
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インド相撲・クシュティの道場を訪ねると、貴乃花は服を脱いで少年たちと対戦。泥だらけになって一緒に体をぶつけ合い、水浴びをして、「気持ちいい」という日本語を教えて親睦を深めた。
インド式正装に着替えた貴乃花は、去年「世界を動かす日本人50」に選出されたインド仏教の最高指導者・佐々井秀嶺さんに会いに行った。佐々井さんは、「力がつくぞ」と50km離れた龍樹山への登山を提案。貴乃花は急な階段を上り、頂上で景色を堪能した。
こうして終わったインドの旅から帰国して4カ月後、貴乃花は1年以上放置していた部屋をついに解体。
貴乃花は、弟子9人らと暮らしていた親方時代を振り返る。引退発表する日に全員を集めて話をしたところ、泣いてくれる弟子もいたという。自身も泣きそうになったが「本当に強い男衆になってくれ。誇りを持ってやってほしい」と弟子たちを激励したそうだ。
退職後、1年間部屋を残した理由について、「弟子たちが気になって、踏ん切りがつかなかった」と話す。だが、インドで佐々井さんから「今までのことは全部捨てろ」と言われ、部屋を閉じる決意をしたという。
スタジオでは一人暮らしについて「気楽でいいです」とコメント。共演するSHELLYとの交際をすすめられると、「きれいすぎます」と固辞して笑いを誘っていた。
古くから人生観が変わるとされるインド。高僧との出会いも加わり、貴乃花の心情に変化が生まれたのだ。