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本田圭佑、ブラジル「熱烈歓迎」報道はマッチポンプ作戦
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空港到着時の本田。日本語の横断幕やハチマキを持つファンも
アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港には2000人。本拠地でのセレモニーにも、1万人のファンが詰めかけた。ボタフォゴの本田圭佑(33)が、ブラジルで熱烈な歓迎を受けている。ビーチで撮った写真をSNSにアップしただけで、8万近い「いいね!」がついた。
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「いまでも、“日本人=サッカーが下手” が、ブラジル人にとっては常識。それなのに、熱狂的な歓迎を受けたのは、クラブがSNSを通じて『本日午後、空港に到着! エースを歓迎し、ファンの情熱を示しましょう!』と、本田歓迎の “動員” をかけた結果なんです。だから、あれだけ集まった。
じつは今、ボタフォゴは深刻な状態です。リーグで下位に沈み、2部落ちの危険すらある。財政面も深刻。借金が8億レアル(約200億円)あるともいわれ、選手への給料支払いも滞りがち。
こうした事実を知ったファンのクラブへの不満は、爆発寸前の状態です。要するに、『本田が救世主になる』と喧伝して、マイナスばかりのチームからファンの目を逸らせようとしている」(現地記者)
本田の年俸は、約3000万円といわれている。しかし、もっと好条件を提示したクラブの噂も。
「『低額の年俸をのむ代わりに、グッズ売り上げの20%を本田が受け取る契約になっている』と現地では報道されています。ユニホームは、早くも2500万円以上の売り上げ。
それにブラジルは、これからが30度を超える、本格的な夏。言い換えれば、東京五輪本番と同じ条件です。本田にとっても、結果を残せば、狙っているオーバーエイジ枠での五輪出場に、大きなアピールになると考えたのでしょう」(専門誌記者)
思惑が一致していた両者。マッチポンプ作戦は、いつまでもつのか……。
写真・AP/アフロ
(週刊FLASH 2020年3月10日号)