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東京五輪なでしこJAPAN「杉田妃和」バナナは好物じゃないよ!
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.03.11 16:00 最終更新日:2020.03.11 16:00
前回のリオ五輪は、まさかのアジア予選敗退。2019年のフランスW杯は、若返りを図ったメンバーで臨み、ベスト16に終わった。東京五輪で女子サッカー人気を回復するには、メダル奪取が至上命題とされる。
世代交代が進んだチームで、攻守のかじ取り役を担うのが、ボランチの杉田妃和(23)だ。2014年U-17W杯(優勝)、2016年U-20W杯(3位)に出場し、ともに大会MVPに輝いた。2019年のW杯では「遠慮があった」と話すが、東京五輪では中心選手としてチームを引っ張る覚悟だ。
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「去年のW杯は、『足を引っ張らないように』と考えすぎた。ベスト16で負けて、『なでしこ弱いじゃん』というイメージを持たれてしまったと思いますが、東京五輪では『やっぱり、なでしこ強いじゃん』って思われるようなサッカーを見せたいです」
●一問一答
――マイブームは?
「カメラ。FUJIFILMのミラーレス一眼ですが、角ばったデザインが好きで、スマホじゃ撮れない、きれいな色の写真が撮れるんです。本当は新品が欲しかったんですが、お店に在庫がなく、悩んだすえに、展示品を買いました。
ちなみにカメラ好きなことは、恥ずかしいのでチームメイトには言っていません(笑)」
――好きな食べ物は?
「お肉は好き。でも、母が作ってくれたご飯とか、庶民的なものが好み。疲労回復に、よくバナナを食べていて、最近バナナが残っていると『バナナ余ってるよ!』と言われますが、バナナは好物ではないです(笑)」
――人の顔と名前をなかなか覚えられないとか?
「うといです。去年、ホテルで食事していて、『カッコいい外国の人がいるな』と思っていて、あとで調べたらヴィッセル神戸にいたポドルスキ選手でした(笑)。失礼すぎますね」
――好きなアーティストは?
「あいみょん、マカロニえんぴつ、ハンブレッダーズ」
すぎたひな
1997年1月31日生まれ 福岡県出身 162cm 51kg 小学2年でサッカーを始め、二島中では「FCグローバル」に所属。静岡・藤枝順心高から2015年にINAC神戸入り。2016年なでしこリーグ新人賞。年代別代表では、2014年U-17W杯にてチーム最多の5得点&大会MVPで、優勝に貢献。2016年U-20W杯でも3位に貢献し、大会MVPに
写真・馬詰雅浩
取材&文・栗原正夫
(週刊FLASH 2020年3月24日号)