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東京五輪スケートボード「笹岡建介」痛みには強いんです(笑)

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.03.18 16:00 最終更新日:2020.08.11 19:46

東京五輪スケートボード「笹岡建介」痛みには強いんです(笑)

 

「あと世界大会が4戦ある予定なので、そこでしっかりポイントを稼いで、五輪出場の権利をゲットしたいですね」

 

 兄の影響で6歳から始めたスケートボード。14歳でプロに昇格した笹岡建介(21)は、「今はスピード・高さ・成功率を上げるために、1日約3時間の練習をおこなっている」という。

 

 

「練習後に、兄のスクールの手伝いもしています。子供たちに教えることで、いままでは感覚で滑っていたのが、考えながら滑るようになりましたね」

 

 東京五輪から新種目となったスケボー。その見どころは?

 

「ジャンプの高さだったりスピードですね。地面から5mぐらいは跳んでると思います。

 

 大会ではヘルメットをしないので、ちょっと怖いときもあります。擦り傷は日常茶飯事。板が当たって痛いんですが、もう慣れましたね(笑)」

 

●笹岡建介の “金言”
《三つの力》
「3人兄弟の末っ子で、3人で切磋琢磨してきたので、この言葉が浮かびました」

 

●一問一答
――いちばんの宝物は?
「自分のイラスト(ボードの左端)が描かれたデッキです。右端に2人並んでいるのが兄で、もう1人は絵を描いてくれた人です。2019年の5月ごろから、販売もしています」

 

――もしスケボーをしてなかったら?
「ボクシングですかね。たまに兄弟でグローブをつけて遊んでいるので。痛みには強いので、殴られても前に出て行くと思います(笑)」

 

――勝利のゲン担ぎは?
「深呼吸をしますね。試合前やパークに入る前に、気持ちが落ち着くまでやってます」

 

――好きなアーティストは?
「『BAD HOP(ヒップホップ)』『THE SPEAKERS(レゲエ)』というグループが好きです」


ささおかけんすけ
1999年3月13日生まれ 岐阜県出身 152cm 52kg 父はスケートボードの元ジュニア・チャンピオンで、兄2人もスケーター。2013年にプロに昇格。2018年に日本選手権で優勝。同年、ジャカルタで開催されたアジア競技大会で、金メダルを獲得。MKグループ所属

 

写真・津高良和
取材&文・北浦勝広

 

(週刊FLASH 2020年3月31日・4月7日号)

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