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「座間9遺体事件」鬼畜容疑者は闇社会から脅されていた
バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.11 06:00 最終更新日:2018.10.01 17:13
神奈川県座間市のアパートから9人もの遺体が発見された猟奇殺人事件。死体遺棄の疑いで10月31日に逮捕されたのは白石隆浩容疑者(27)。
座間市で生まれた白石容疑者は、横浜市内の県立高校を卒業後、地元のスーパーに就職する。2年後には横浜市の電子機器販売会社に勤めを変えたが、半年で退社している。
その後、座間市内のパチンコ店でアルバイトをしていたとき「半グレ集団を通じて、都内のスカウト業を紹介された」(社会部記者)という。
白石容疑者を知るスカウトマンが語った。
「スカウトマンとしての腕は評価されていた。ただ気が小さいのか、一カ所にじっとしていられず場所をすぐ変える。それでもSNSで女のコを募集していたし、成績はよかった。マメに優しく返信していたのだろう。
彼の悪いところは風俗嬢に払うべき金を中抜きしたり、会社を通さないで個人で店に女のコを紹介したりしていたこと。本来会社の取り分になる金が自分の懐ろに入るからね。
会社や女のコたちの関係者に追い込みをかけられると平謝りになり、返済を繰り返していた」
白石容疑者は2017年初め、茨城県神栖市の違法風俗店に女性を斡旋し、偽名で報酬を受け取った容疑で逮捕された。
「逮捕後、歌舞伎町に戻った白石は、スカウト会社の面倒を見ている新宿の暴力団関係者にボコボコにされた。本人は、逮捕されたうえに暴力団から制裁を受けたことで、新宿での仕事が怖くなったようです」(飲食店関係者)
歌舞伎町のスカウト会社を辞めた後、地元で個人的にスカウト業を再開。神奈川県内の風俗店に、女性を斡旋するようになる。
「白石は地元の風俗店に『女のコを連れてくるから使ってくれ』と営業をしていました。ところが紹介した女性の欠勤が多く、責任を問われた。地元の有力ヤクザに『地元には地元のやり方があるから、偉そうにするな。上納金を払え』とシメられたそうです。
以来そのヤクザは、白石を自分の手下のように連れて歩くようになりました。白石がそのヤクザや子分連中と一緒に会合についてきた、という話も聞いています」(地元経営者)
11月3日現在、白石容疑者は単独の犯行だと供述しているが、未解明な部分が多い。殺害した女性たちとはツイッターのアカウント名で呼び合っていた。自分が手にかけた女性の本名すら答えられないという。
(週刊FLASH 2017年11月21日号)