グラビア復帰してから4年近くが経つ、女優の山崎真実(33)。
2作続けて写真集がヒット。そして10年ぶりのカレンダー発売と、30歳を超えて躍進を続けるが、このたび、完全新撮の写真展を開催中だ。
ーーどこで撮影したんでしょうか?
美瑛、札幌、小樽の3カ所で撮りました。昨年出した「山崎真実2019カレンダーブック」(光文社刊)と同じカメラマンさんなのですが、そのときが夏だったので、 対比となる冬の撮影になりました。
撮影をしていくうちに「露出も必要だね」という話になり、朝一で、2人きりで急遽カメラマンとラブホテルに入って撮影したりしましたね。
ーー大変だったのは何ですか?
スタイリストさんやヘアメイクさんがいないので、衣装やメイクを自分だけで用意するのは大変でした。カメラマンさんが衣装のイメージ写真を送ってくれたのですが、ちょっとクセが強い衣装で……(笑)。それに合う衣装を自分で探すのは難しかったです。
ーーどのように集めたのでしょうか?
予算が限られているので、衣装代がかかりすぎるのもよくないなと思って、持っている私物で挑みました。
あ、下着だけ新しく1着買いました。友達にお店を聞いて、1時間くらい試着したりして探しました。胸がきれいに見えるのと、ショーツの透け感があるものを。上下で1080円です(笑)。
ーー以前インタビューで、下着を2〜3着しか持っていないと話されてましたよね?
あのとき皆さんに「買ったほうがいい」と言われすぎたので、1着だけ高級な下着を買ったんです。「ここぞ」という場面で使おうと思って。
でも、結局使う機会がなくて……。「ここぞ」がなかったです(笑)。
ーー勝負下着ということでしょか?
そうですね。Tバックです。「勝負下着」といえば、Tバックのイメージがあって。この高級下着と、1080円で買った下着、2つを持って撮影に挑みました。
ーー勝負下着を着て、デートみたいなことは?
全然ないですね。人に会うのが面倒くさくて、交友関係も狭いんです。出会いが全然ない。私の人生設計では、来年には結婚したいのに。
ーー去年も言ってませんでした?
言ってましたね(笑)。そもそも男性への興味がうすいんですよね。肉体的な潔癖症はないけど、精神的な潔癖が多いというか。誘い方とかが強引すぎると怖くて逃げてしまいます(笑)。ワガママかもしれないですが受け身なので程良く強引な方がいいです。
私、背も高いし(171cm)、写真のイメージもあるからか、肉食に見られがちなのですが、草食なんですよね。
「俺が知ってる山崎真実ちゃんじゃない」って言われることもありましたね。
ーー基本誘われるのを待つタイプですか?
一度だけ誘おうと思って電話したけど、勇気がなくて誘えず、切っちゃいました。
ーー結婚しているグラドルさんも多いですよね。
年末に同世代のグラドルさんと忘年会したのですが、結婚している人を見ると、「私より断然幸せそうだな」って思いました。
ーー結婚してもグラビアやりますか?
結婚したらやらないかなあ。来年に結婚するとして、グラビアやるのも今年中かなって思います。
ーーそれも毎年言ってませんか?(笑)
ありがたいことにオファーをいただけていて、求められると断れなくて。昨年発売した『re.』(光文社刊)は、露出もMAXで、すべてを出し尽くして、ある意味、集大成のつもりで挑んだんです。
でも、「写真集を見たよ」って、お仕事を振ってくださる方が多くて。グラビア復帰してから4年も経つのに。嬉しい限りです。若いコだって、人気の波が激しいお仕事なのに。
ーー辰巳奈都子さんや川村ゆきえさんなど、最近グラビア復帰される同世代の人も多いですね。
「30歳超えてグラビア復帰してもいいんだ」というのを、私が少しでも後押しできているなら、本当に光栄ですね。
ーー2019年の目標は?
4月からドラマ3本に出させていただけるのですが、それだけで終わらせないようにしたい。20代のころはなんでもかんでも受けていたのですが、自分で責任持てるような役がいいかなと思います。
ーーどんな役に出たいですか?
写真集(『re.』)のイメージもあるからか、暗い役のオファーが多いんですね。役作りするのに気持ちがちょっと疲れてしまうので、明るい役がやりたい。モテモテの役とか(笑)。
※山崎真実+舞山秀一Photo Exhibition 「silent」はtokyoarts galleryで2月16日から24日まで開催