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キンコン梶原、プレッシャーで休養の真相明かす「感情が無に」
バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.05 20:00 最終更新日:2019.09.24 14:40
キングコング・梶原雄太が、9月2日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で、大ブレイクした時期に休養した真相を語った。
お笑い養成所NSC在学中から注目を集め、デビュー2年目で『はねるのトびら』(フジテレビ系)のセンターに抜擢された。
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コント未経験でプレッシャーを感じながら、36時間ぶっ続けでコント収録をおこなうなど、お笑いに真剣に取り組んでいく。当時、大阪から通っていたが、次第に「新幹線の新横浜で震えだす」と、東京に近づくと恐怖を感じるようになる。
さらに『コント1000本ノック』(同局系)で毎週コントを10本考えなければならず、6本しかアイデアが出なかった梶原は「収録前にトイレに閉じこもった」と現実逃避してしまったという。
そんなとき、相方の西野亮廣が「しんどかったら全部俺がやったるやん」と支えてくれたという。自分の分もコントを考えてくれた西野を、梶原は「とんでもないスゴイやつ」と感謝しているという。
だが、それでも不安はやまず、ついに「感情が無くなった」ことで、大ブレイクしていた2003年に一時休養。周囲の支えもあり、約3カ月の充電期間を経て無事に復帰した。
梶原はウェブ「AbemaTIMES」9月1日配信記事で、心の病を抱えている人に向けて「自分ひとりで抱え込まえないで!」とメッセージ。「まず自分と“打ち合わせ”をする時間を取ってみてください」と、自分の心を客観的に見つめる時間が必要で、一人で考えてもツラいなら、親や兄弟、信頼できる人と話した方がいいと明かした。
また、「働きすぎで苦しんでいる人やストレスに悩む人が目の前にいたら『負け顔を見せてもいいんですよ』って伝えたい。僕は負け顔を見せられずに、大失敗をしてしまった」とエールを送った。
梶原はカジサック名義でYouTuberとしても活動し、チャンネル登録者数は100万人を突破。『カジサックのじゃないと!』(熊本県民テレビ)も始まるなど、多方面に活躍している。どん底を知っているからこその強さなのだろう。