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55%がセックスレス…悩み多き「課長」たちの下半身事情
バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2014.01.15 07:00 最終更新日:2021.07.16 16:44
悩み多き中間管理職の代名詞・課長。一般的な日本企業で、課長は実務とマネジメント双方をこなす『プレーング・マネージャー』と位置づけられ、精神的にも体力的にも相当なタフさを求められる。本誌はそんな彼らの性生活に注目。働き盛りの40〜50代課長300人に緊急アンケートを実施した。
本誌調査に回答を寄せた課長の平均年齢は48.3歳。全体の84.3%が既婚者で、1カ月のセックス回数は平均1.3回、1回のセックスにかける平均時間は30.8分だった。
ここで注目すべきは、パートナーの有無を問わず、「セックスをまったくしていない」と答えた課長が過半数の165人を占めたことだろう。どんな理由で彼らはSEXをしなくなったのか。
「けっして夫婦仲は悪いわけではないのですが、嫁さんとの夜の生活はもう1年以上ありませんね。セックスレスになったのは一昨年の人事異動で私が支店の課長に昇進してからです。それまでは現場のシフト勤務が中心で、娘が中学校に行っている昼間にすますことができたんです(笑)。
月に1〜2回は妻としていましたが、管理職になってからは帰宅も遅くなり、狭い家でこっそりというわけにもいかなくなった」
妻の出産、育児がきっかけで次第に夫婦生活がなくなるパターンは珍しくない。夫妻で寝室をともにしている課長は、今回のアンケートでは全体の68%。しかし「子供の成長にともない自宅でのセックスが難しくなる」という日本の住宅事情も、夜の営みを減らす一因となっているようだ。
「28歳で2つ年下の妻と結婚後、息子を2人もうけてからずっとセックスレスです。当初は妻が不満を持っているのかと心配しましたが、子育てでそれどころじゃないというオーラを出していたので、こちらから求めることもできない雰囲気に。
気づけば寝室も別になり、そのままというパターンですね。数年前、結婚20周年記念の旅行先で1度だけセックスしましたが、それっきり。次にするのは3年後の結婚30周年旅行のときかな。いまから緊張しますよ(笑)」(55歳・食品)
性の悩みがあると回答した課長は全体の33.3%。そのなかで圧倒的に多かったのは「勃起時の“勃ち”が悪くなった」という悩みだ。
「最近では2週間ほど前に妻とセックスしていますし、外でも適当に遊んでいるので体力はあるはず。でも、勃ちの鈍さだけはいかんともし難いですね。それを見た妻に『あれ〜?』などと言われると、よけいダメになるんですよ(笑)」(46歳・精密機器)
勃起不全の次に多い「妻からセックスを断わられる」という性の悩みを抱えている課長は全体の約1割(27人)に及んだ。こちらも切実な問題だ。
「セックスレスが家庭不和の原因とよくいわれるので、意を決して1年ぶりに妻の寝込みを襲ったら、『なにすんのよ、気持ち悪い!』と鬼のような形相で怒鳴られました。しかもこっちはその気になっているから、息子はすでに臨戦態勢。みっともないったらありゃしない」(49歳・公務員)
日本経済を牽引する世代のセックス事情は充実しているとは言い難いものの、性への好奇心はまだまだ建材。頑張れ、日本の課長!
(週刊FLASH 2014年1月28日号)