mixi不倫にティンダー愛「女の子との出会い」はここで！

写真：AFLO

■LINEのリスク増大で人気再燃《mixi不倫》

「2016年は、ベッキーの不倫メッセージの流出など、LINEのリスクが高まった一年でした。そこで、再び注目されているのが『mixi』です」

　ネットナンパ師・西川浩氏は断言する。手軽に書き込めるツイッターなどと違い、同じ趣味や関心事をもつユーザーが集まるmixi。

「人間関係が面倒だ」と利用者が減少し、いま残っているのは、“ある目的”をもったコアなユーザーが多いという。

「いまやmixiは『出会い系』です。『既婚者コミュニティ』を覗いてみれば、『既婚者絶賛募集中』『7組めのカップル誕生』とお盛ん。なかには、男女30対30のオフ会が開かれていたり……。

　もともとセフレ探し目的なので、既婚者同士のW不倫は話が早い。現在も週1、2回どこかでオフ会が開催されていますし、
2017年も“ゲス不倫”を試みる人が増えるでしょう」

■15時退社のあとは《プレミアムフライデーSEX》

「2017年に流行が予想されるのは、月末の金曜日の終業時間を
15時とする『プレミアムフライデー』におこなわれる不倫SEXです」

　そう語るのは、7000件以上の夫婦相談を受けてきた行政書士の露木幸彦氏である。

「買い物や食事に出かけてもらおうと、経済産業省や経団連が旗を振り、2月から始まる取り組みです。しかし、すぐに導入する余裕のある企業は限られている。一緒に飲める相手をSNSで探すことが予想されます」

　出会いのチャンスは増えるし、食事にこぎつければさらにハードルは下がると露木氏。

「仕事からの解放感で早く飲みはじめれば、飲む量は確実に増えるし、終電まではまだまだ時間がある。お持ち帰りできる確率は上がるでしょう」

■カジュアルさが人気《「ティンダー」で熟女とSEX》

　1万人以上の不倫相談を受けてきた「民間110番 横浜青葉探偵局」の青木嵩士氏がスマホ時代の不倫を語る。

「『モンハン』や『パズドラ』は、ゲーム内で協力し、チャット機能で会話する。そこから疑似恋愛に陥り、不倫に至る人が年代を問わず見られる」

　スマホ恋愛の極めつきが、恋愛コラムニスト・東香名子氏が語るアプリだ。

「『ティンダー』に登録すると、近くにいる異性の顔写真が次々に表示されます。画面にタッチした指を左に滑らせれば×、右なら◯。お互い◯ならメッセージが送れます。既婚であることは、最初は隠しておくのがマナーのようです」

　無料だが、フェイスブックへの登録が必要。女性は20代が多いが、30、40代美女も。自分の立場は棚に上げ、夢中で指を左右に滑らせる写写丸だった。

■満員電車状態で女のコと《立ち飲み居酒屋でお持ち帰り》

「銀座などに店舗がある『D』は、ナンパ待ちの客が多く、話しかけるのが当たり前の空気ですよ」

　婚活攻略スマホアプリ「ペアーズMagic」プロデューサーで、セフレ作りに定評のある鈴木トシユキ氏が言う。さっそく写写丸は銀座のDへ。雑居ビル内の店は30人ほどで超満員。カウンターに入れない客が、グラス片手にカウンター客の後ろに層をなしている。

「乾杯～」。入口で立ち尽くしていると、常連風の男性がジョッキを顔の前に上げた。すぐに別の男性客が、20代の女のコ2人組の隣を譲ってくれる。トイレの客が通るときは、押しつけられて女のコと密着状態だ。

　そのノリのよさに追いつけないまま黙って飲んでいると、たまりかねた常連客が写写丸の腕を摑み、女のコの肩をポンポンと叩いた。「話しなよ～」。

　その流れで女のコ2人組と乾杯し、楽しく飲む雰囲気に。生ビールとチューハイを注文しても500円でおつりがくるほどの激安店だ。21時の時点で客はみなベロベロ。

　こりゃたしかに出会いスポットだが、あまりのハイテンションさについていけない自分も。「早く部屋に帰ってAVを見たい」という思いが頭をよぎったのだった。

（週刊FLASH 2017年1月10日号）