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パチスロライターの息子が語る西武・辻監督「親父のゲン担ぎは…」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.01 06:00 最終更新日:2019.10.01 06:00
「父はなんでも相談のできる、いい親父というよりむしろ『いい兄貴』かな(笑)。さっきも電話で、明後日アウトレットに一緒に買い物に行く約束をしたばかり」
そう語るのは、辻泰史さん(34)。埼玉西武ライオンズを2年連続23回めのリーグ優勝に導いた、辻発彦監督(60)の一粒種だ。
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高校時代は甲子園には行けなかったが、立正大学でも硬式野球部に在籍。卒業後3年間のサラリーマン生活を経て趣味が高じ、パチスロライターとして生計を立てるようになる。現在、専門誌をはじめ、スカパー!の専門チャンネルに数本のレギュラー番組を持つ、売れっ子ライターになった。
「この仕事を始めて8年になりますが、駆け出しのころ父から、『人に迷惑さえかけなければ、好きな仕事をしなさい。ただし、俺はカネを貸さない』と釘を刺されています」
父親は昔から、「金銭に非常にシビアだった」と嘆く。
「現役時代、あんなに稼いでたくせに、カネにとても厳しかった。小学校の友達に比べてお小遣いが少なかったのは、つらい思い出ですね。父の財布から500円玉を1枚盗んで、即バレたこともあった(笑)」
むろん、しつけも厳格だった。
「塾をサボったり、門限を破ると、その都度、母親から報告がいって、こっぴどく叱られました。鉄拳制裁も、何回かありましたね」
そんな泰史さんだが、やっぱり大の西武ファン。試合後に帰宅した父親と、野球談議に花を咲かせる。V2には、あるゲン担ぎがあったという。
「昨年は、『電子タバコの充電当番』でゲンを担いだ。どちらか一方が、試合に負けるまで充電当番を続けるというもの。
それが、今年から握手に代わった。寝る前に、『じゃあ明日も頑張って』と握手する。負けるまで、同じ手で握手しつづけて、負けたら手を代えるというゲン担ぎです」
息子との “握手” で日本一なるか!?
(週刊FLASH 2019年10月15日号)