K-1 GIRLS・夏瀬まり「K-1選手って、意外に礼儀正しい」

　肉体と肉体がぶつかり合い、激しい戦いが繰り広げられる格闘技の世界に、華を添えるラウンドガール。「K-1AWARDS 2019」で、K-1 JAPAN GROUPすべてのラウンドガールから、「ベストガールズ賞（スマートフラッシュ賞）」を獲得したのは、K-1GIRLSのキャプテン・夏瀬まりだった。

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　2018年から2年間、ラウンドガールとしてリングを見続けてきた夏瀬に、K-1のイチオシ選手を聞いた。

「私はKOが好きなので、2019年11月に第3代K-1WORLD GPフェザー級王者になった江川優生選手に注目しています。このトーナメントで、江川選手は全試合1ラウンドKOして、優勝しちゃったんです。圧倒的強さだけじゃなくて、常にポーカーフェイスで、冷静さも兼ね備えています。まだ22歳の選手で、これからの成長がすっごく楽しみです」

　2019年末に、初代K-1 WORLD GP女子フライ級王座に就いたKANA選手も、ガールズたちの間で人気が高いという。

「KANA選手は、広告の撮影で一緒にお仕事したことがあるんですけど、すごく優しいんです。料理も上手で、よくインスタに『料理つくった！』って写真を上げてるんですけど、卵焼きにアンパンマンの顔を描いてたりして、めちゃくちゃ女子力が高くて。強いのに可愛いから、ガールズはみんな、KANA選手のこと好きなんです」

　一見すると強面で、威圧感のあるK-1選手たちだが、リング上とのギャップを感じる機会も多いという。

「選手の皆さんは、意外と礼儀正しいですよ。あんなに強いのに、すれ違ったら普通に『お疲れ様です～』って挨拶してくれるんです。木村 “フィリップ” ミノル選手とか、一緒にお仕事したとき、すごく優しくしていただいて。気さくな感じで接してもらえて、嬉しかったです。

　ギャップといえば、動物好きな人も多いですね。江川選手は、インスタとか見てると大の犬好き（笑）。あんなに強いのに、犬を溺愛しているところは可愛いなと思います。愛鷹亮選手も、飼ってる猫が病気になってしまって、めちゃめちゃ看病しているって話をされていました」

　選手たちのSNSをのぞくと、彼らの生態がよりわかるという。

「GIRLSになってからは、選手たちの裏側にあるストーリーを知る機会が増えて、試合を見る目も変わりました。ぜひ、選手たちのリング以外で見せる素顔にも注目してほしいです」