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三浦春馬さん「役者をやめて農業の道へ」追い詰められた過去
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.18 19:53 最終更新日:2020.07.18 19:54
7月18日、俳優の三浦春馬さんが死去した。30歳だった。現場の状況から自殺とみられている。
同日、所属事務所「アミューズ」が公式サイトで「弊社所属の三浦春馬が、2020年7月18日に亡くなりました」と発表。「ファンの皆様、関係者の皆様におかれましては、ご心配、ご迷惑をお掛けしております」とした上で、「詳細に関しましては、現在確認中であり、改めてご報告させていただきます」と明かされた。
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4歳で子役としてデビューして以来、ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)や、映画『君に届け』(2010年)など、数多くの作品に出演してきた。
2009年10月からドラマ『サムライ・ハイスクール』(日本テレビ系)、2010年1月から『ブラッディ・マンデイ Season2』(TBS系)と2クール連続で主演している。
実は、その多忙な時期に、精神的に追い詰められていたことを2012年2月5日放送の『ホンネ日和』(TBS系)で語っていた。
あまりの忙しさに「自分の許容範囲を超えてしまった」と明かし、ドラマの撮影が休憩に入った際に「役者をやめて俺は農業の道に行こう」と携帯で「農業学校」の検索を始めたという。
当時は「とにかく今の状態から逃げ出したい、故郷(茨城)へ戻りたい」と思っていた。だが、このときは母親に説得されて思いとどまった。
『ブラッディ・マンデイ Season2』の撮影では、まったく台詞を覚えられずに現場に入りし、監督から「おまえ、座長(主役)なんだから」と叱られたという。
だが、その言葉で「なんて自分は無責任だったんだろう」と反省。「芝居で主役を担うこと」の意味を理解し、精神的に強くなることができたと明かしていた。
三浦さんは、9月放送のドラマ『おカネの切れ目が恋の始まり』(TBS系)の撮影中で、17日まで撮影に参加したあと連絡がつかなくなり、行方不明だったという。
三浦さんは、昨年から本格的に音楽活動も開始。昨年8月に自身主演のドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系)の主題歌『Fight for your heart』で歌手デビューし、見事なダンスも披露している。
8月26日にセカンドシングル『Night Diver』を発売予定で、7月24日には、『ミュージックステーション』出演も決定していた。
ドラマに舞台に音楽に多彩な才能を見せていた三浦さんの冥福を祈りたい。